広島の1軍キャンプメンバーが1月31日、キャンプ地の宮崎県日南市に入った。2年目・佐々木泰内野手(23)は初の1軍キャ…
広島の1軍キャンプメンバーが1月31日、キャンプ地の宮崎県日南市に入った。2年目・佐々木泰内野手(23)は初の1軍キャンプスタートへ向け“鯉の若大将”を宣言。若きリーダーとして2年連続Bクラスに沈んでいるチームを引っ張る意気込みを示した。三塁レギュラー奪取を誓うとともに、開幕から全試合出場することが目標だ。
日南の潮風が吹き抜ける中、初日の全体ミーティングを終えた佐々木は、引き締まった表情で口を開いた。自身のふがいなさと、5位に終わったチームの悔しさを胸に刻んだルーキーイヤー。そのすべてを糧にする準備はできている。「1年経験して、悔しい部分もたくさんあった。それを今年にぶつけるという気持ちでずっとやってきたので、楽しみが一番大きい」と力強く言い切った。
今季が2年目ながら、目標は高い。目指す姿は柱となる存在。2年連続Bクラスからの逆襲を目指す新井カープの先頭に立つ覚悟はできている。「グラウンド内の打撃や守り以外でも存在感を出したい。佐々木が(チームを)引っ張るというイメージを持ってもらえるように」。背番号10が名実ともに“鯉の若大将”を目指す。
昨季の後半戦は遊撃・小園、三塁・佐々木の布陣が定着。今季も三塁のレギュラー候補筆頭として期待がかかる。「1軍で全試合に出場するという強い気持ちで(キャンプに)来ている。チームの勝利に貢献できればいい。一番は打撃でアピールしていきたい」と、自慢のバットで定位置をたぐり寄せる構えだ。
打撃でこだわるのが、勝負強さだ。「一番大事なところで打ちたい。そうするとおのずと打順も上がってくる。打点にこだわってやっていきたい」と青写真を描く。10、11日には今キャンプ初の紅白戦が予定されている。初実戦から打点を荒稼ぎし、アピールしていく。
昨春キャンプは、故障の影響で2軍からの始動を余儀なくされたが、シーズンでは54試合で打率・271、0本塁打、6打点の成績を残した。今春は待望の1軍キャンプスタート。体の状態については「ばっちりです。去年とはまた違った気持ちの高ぶりがある。まずはいいスタートを切れたら」と、万全のコンディションで球春を迎える。
ミーティングでは、今季に懸ける思いを首脳陣、選手ら1軍キャンプメンバー全員で共有した。「勝ちたいというところはみんな一緒だと思う。勝ちにこだわってやっていくという首脳陣の言葉もあった。勝つために自分が必要だと、プレーで示していきたい」と佐々木。若き“泰砲”が南国で真の主軸へと進化を遂げる。