2リーグ制以降では球団初となるリーグ連覇と3年ぶりの日本一を目指す阪神の春季キャンプが2月1日に幕開けとなる。沖縄県の…

 2リーグ制以降では球団初となるリーグ連覇と3年ぶりの日本一を目指す阪神の春季キャンプが2月1日に幕開けとなる。沖縄県の宜野座村とうるま市具志川で行われるキャンプを前に、田中キャップらデイリースポーツのトラ番7人が、それぞれのイチ推し選手を紹介する。

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 正遊撃手争いに身を置く熊谷に注目だ。1月は静岡県内で広島・菊池が主宰する合同自主トレに5年連続で参加した。守備は基本動作を反復。昨季無失策だった男は一切の慢心なく、自慢の武器に磨きをかけてきた。

 並行して注力したのは打力向上。菊池に助言を仰ぎ、きれいなセンター返しを理想に掲げながらバットを振った。ライバルは小幡、木浪、元山、ディベイニーら。「強い気持ちは常に持ちながら」と闘志を内に秘めてサバイバルに臨む。

 個人的に思い出されるのは、前回阪神担当だった18年のファーム選手権だ。同年、プロ1年目だった熊谷は2安打1打点1盗塁でMVPを受賞した。当時の矢野2軍監督は「足もいいし、顔もいいよね」と今後に期待していたが、翌年は1軍出場なし。未来を模索しようと、一時は両打ちにも挑戦した。多くの経験を糧にして迎える9年目。自身初の開幕スタメンに向け、まい進していく。(デイリースポーツ・向亮祐)