阪神の新外国人、イーストン・ルーカス(29)=前ブルージェイズ=とカーソン・ラグズデール(27)=前ブレーブス=の両投…

 阪神の新外国人、イーストン・ルーカス(29)=前ブルージェイズ=とカーソン・ラグズデール(27)=前ブレーブス=の両投手が31日、チームに合流した。奪三振率の高さが売りのルーカスは、NPBの外国人左腕初となる最多奪三振のタイトル獲得に意欲。身長203センチのラグズデールは、長身を生かして打者をねじ伏せる活躍へ意気込んだ。

 端正なマスクは終始、笑顔に満ちていた。ルーカスは30日に来日してこの日、沖縄に上陸。チームメートたちとも顔を合わせ「非常に興奮しています。できるだけたくさん勝てるように頑張っていきたい」と誓いを新たにした。

 最速156キロの直球にスイーパー、チェンジアップを操る本格派で、注目すべきは奪三振の多さだ。昨季3Aでは17試合で2勝3敗、防御率3・78。64回1/3を投げ、イニングを上回る68三振を奪った。球団外国人投手で最多奪三振のタイトルを獲得すれば14年・メッセンジャー以来12年ぶり。ただNPB史上、外国人左腕で同タイトルに輝いた投手はまだいない。

 偉大な金字塔に向けて「奪三振のタイトルが取れるということは、それだけたくさんの試合で投げて、イニングを投げていることだと思う」と前置きしつつ「その結果取れたら、それに越したことはない」と前向きに捉えた。日本の打者については「なかなか簡単に三振してくれない」と印象を語り「三振、被安打、四球は自分でコントロールできる部分。そこは意識しないといけない」と持論を明かした。

 好きな日本食を尋ねられると「すし、ご飯、お肉も好き」と明るく返答した。「失点を最小限にして、チームに勝てるチャンスを与えられるような投球を続けたい」とルーカス。南国で準備を施し“虎のドクターK”の称号を手に入れる。

 ◆イーストン・ルーカス(Easton Lucas)1996年9月23日生まれ、29歳。米カリフォルニア州サウザンドオークス出身。191センチ、94キロ。左投げ左打ち。ペパーダイン大から19年ドラフト14巡目指名を受けマーリンズと契約。同年オフにオリオールズに移籍。23年シーズン中には藤浪晋太郎とのトレードでアスレチックスに移り、同年メジャーデビューを果たした。その後タイガースを経て、今季はブルージェイズに在籍。