巨人の阿部慎之助監督(46)が1月31日、宮崎神宮を参拝し、覚悟のキャンプインへ視線を鋭くした。高まる感情を抑えながら…

 巨人の阿部慎之助監督(46)が1月31日、宮崎神宮を参拝し、覚悟のキャンプインへ視線を鋭くした。高まる感情を抑えながら、鳴らしたのは競争のゴングだ。「本当にもう、白紙です。みんなにチャンスがある。そういう形でスタートを切りたい」。新生ジャイアンツとして覇権奪還を誓う。

 年が明けてから、何度も言葉にしてきた「新しいジャイアンツを作る」という目標がある。阿部監督は「とにかくもうやるしかありません。自分の中でしっかり目標も掲げていますんで、それを貫いて頑張りたい」と表情を引き締め、選手たちには「とにかく思いきってやってほしい」と大胆なプレーを願った。

 ポジションも含め、レギュラー全員白紙で幕を開ける2・1。宮崎神宮では「祈願はしていません、神様は怒るんで」とキッパリ。決して神頼みはしない。チームの力で勝負していくために、この1カ月間で「まずは全員がいい準備をする。1シーズン戦える体力と基礎の徹底」を求めた。

 新戦力発掘の春へ。全体ミーティングの訓示では覚悟を語った。「やっぱりこのチームで勝ちたい。全ての責任は自分が全部取る。思い切ってやる、それだけを心に刻んでキャンプを過ごしてください」。全員白紙の競争から誰が頭角を現すか-。14年ぶりの日本一に向けた、阿部ジャイアンツの新たな挑戦が始まる。