フィギュアスケート女子の世界最高得点保持者で、ドーピング違反による4年間の資格停止処分が明けたカミラ・ワリエワ(19)…

 フィギュアスケート女子の世界最高得点保持者で、ドーピング違反による4年間の資格停止処分が明けたカミラ・ワリエワ(19)=ロシア=が31日、ロシアジャンプ選手権に出場し、4年ぶりの試合復帰を果たした。

 同大会はジャンプのみのエレメンツを実施し、トーナメント形式で争う大会。ライトグリーンのウエア姿で登場すると、ロシアのファンからは大歓声が沸き起こり、復帰を祝福する横断幕も揺れた。

 予選に登場し、4年前よりも背が伸び、すらりとしたスタイルで登場。最初の4回転トーループを両手をあげる形で完ぺきに成功。3回転ルッツからのコンビネーションジャンプ、3回転ルッツ、3回転フリップも成功させ、右拳を突き上げた。手で♡マークを作り、満面の笑みを浮かべ、「ワリエワ」コールに応えた。

 ワリエワは22年北京五輪期間中にドーピング違反が発覚。禁止薬物トリメタジジンを使用したとして、WADAから4年間の資格停止処分を受けたが、同処分は12月に解除されていた。処分前は21年にシニアデビュー。複数の4回転ジャンプと圧倒的な表現力を武器に快進撃をみせ、同年のGP・ロシア杯で現在も女子世界記録の合計272・71点を記録した。北京五輪ではドーピング問題の影響もあり、4位だったが、その後処分の確定により成績は抹消された。