仙台89ERSがアルティーリ千葉に71-80で敗れ4連勝を逃した。荒谷裕秀(27)が両チーム最多の21得点とけん引するも…

仙台89ERSがアルティーリ千葉に71-80で敗れ4連勝を逃した。荒谷裕秀(27)が両チーム最多の21得点とけん引するも、勝利にはつながらなかった。今日1日もホームでA千葉を迎える。ダン・タシュニーヘッドコーチ(HC=44)は巻き返しを誓った。

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ハーフタイムで修正しきれなかった。前戦まで毎試合スタメン起用の主力セルジオ・エルダーウィッチ(29)が、コンディション調整でこの日はコート外。第1Qからスコアを伸ばせず苦しんだ。巻き返したい後半も「ペイント(エリア)を守る」が徹底しきれなかった。タシュニーHCは「本当に難しい試合でした。改めてロスター14人が健康な状態でコートに立てる大切さを認識した試合でした」と静かに話した。

タシュニーHCの「ゲームメーカーが必要」という考えで、後半は荒谷のプレータイムを伸ばした。チームは後半48得点とその起用に応えた。荒谷は東北高、白鴎大で1学年先輩のA千葉・前田怜緒(28)と、地元・仙台のコートで対峙(たいじ)した。「やっぱり小さいころから一緒にバスケをしてきた人なので、マッチアップできるのはうれしいですし、このリーグで一緒に頑張っているというのは自分の刺激にもなります」。第4Qには、荒谷と前田が3点シュートを打ち合う場面もあった。荒谷は「今日は良いところで決められたので、明日は勝ちます」と闘志を奮いたたせた。

バイウイーク(中断期間)明けに向上していたディフェンスが精彩を欠き、試合後タシュニーHCは選手らに「ディフェンスの原則」を改めて伝えた。「チャンピオンシップに行けるチームは自分たちのやるべきことを安定してできるチーム。明日が今シーズンの自分たちにとってベストゲームと言えるような試合をしていかなければいけない」。粘る仙台を取り戻し、借りを返す。【高橋香奈】