小田凱人 王者の貫禄示す逆転劇で2度目の全豪制覇 1月31日、「全豪オープン」…
小田凱人 王者の貫禄示す逆転劇で2度目の全豪制覇
1月31日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)車いすテニスの男子シングルス決勝が行われ、第2シードの小田凱人(東海理化/世界ランク1位)が第3シードのマーティン・デラプエンテ(スペイン/同3位)を3-6, 6-2, 6-2で下した。小田は同大会2年ぶり2度目のタイトルを獲得し、グランドスラム通算8度目の優勝を飾った。
【動画】小田凱人 全豪オープン単複制覇!勝利の瞬間&ハイライト
19歳の小田は昨季、全仏、ウィンブルドン、全米を制し、すべてのグランドスラムとパラリンピックを制覇する「生涯ゴールデンスラム」を史上最年少で達成。今大会は、その絶対王者がさらなる高みを目指す一戦となった。
決勝の相手は、準決勝で世界2位のアルフィー・ヒュウェット(イギリス)を破り、初のグランドスラム・タイトルを狙うデラプエンテ。対戦成績で15勝2敗と圧倒している小田だったが、第1セットはデラプエンテのプレーに押されて、3-6でセットを失う苦しい立ち上がりとなった。
しかし、第2セットから王者が真価を発揮する。集中力を高めた小田は、より精度を上げたアグレッシブなプレーでデラプエンテを圧倒。6-2でセットを奪い返すと、雨によるコート変更というアクシデントも厭わず、最終セットも4ゲーム連取で一気に突き放し、6-2の逆転勝利で全豪の頂点に返り咲いた。
この勝利により、小田は男子シングルスにおいて国枝慎吾以来、史上2人目となる「グランドスラム4大会連続優勝」という記録を打ち立てた。また、今大会ではグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と組んで出場したダブルスでも優勝しており、見事な単複2冠を成し遂げた。
2026年シーズン、史上最年少での「年間グランドスラム」達成を狙う小田にとって、これ以上ない最高の滑り出しとなった。若きレジェンドが刻む新たな歴史に、今後も目が離せない。