30日、第98回選抜高等学校野球大会の出場32校が決まった。 今年は元プロ野球選手だった監督が率いる3チームが、センバツ…
30日、第98回選抜高等学校野球大会の出場32校が決まった。
今年は元プロ野球選手だった監督が率いる3チームが、センバツ出場を決めている。
初出場となった帝京長岡は芝草宇宙監督が率いる。芝草監督は帝京出身で、87年春夏の甲子園に出場。夏の甲子園・東北戦でノーヒットノーランを達成している。同年のドラフトでは日本ハムから6位指名を受けた。主に中継ぎとして活躍し、通算430試合登板で、46勝をマークしている。07年に現役引退し、20年から帝京長岡の監督に就任。6年目で初の甲子園出場となった。教え子には茨木 秀俊(阪神)・茨木 佑太(ロッテ)の2投手がいる。
12年ぶり出場の佐野日大は麦倉 洋一監督が率いる。現役時代は89年夏、母校・佐野日大のエースとして初の甲子園出場に導く快投。開幕戦の近大福山戦に登場し、1対0で完封勝利。その1点は麦倉監督の本塁打で記録したもので、平成最初となった夏の甲子園で、初本塁打、初打点、初完封を手にした投手としてプロのスカウトから評価された。同年のドラフトでは阪神から3位指名を受けたが、91年の12試合登板にとどまり、94年に現役引退。17年4月から母校の監督に就任し、9年目にして甲子園出場となった。
九州国際大付は楠城祐介監督が率いる。楠城監督は福岡の進学校・小倉でプレー。その後、1年浪人して、青山学院大に進学。在学時代はリーグ戦3連覇に貢献した右の強打者だった。パナソニックを経て、08年のドラフトではヤクルトから5位指名を受けた。
しかし一軍出場は4試合に終わり、13年に現役引退となった。16年に西武で活躍した父・楠城徹氏が監督を務める九州国際大付のコーチに就任。23年8月、父・徹氏の退任に伴い、監督に就任した。昨秋は九州大会優勝を収め、明治神宮大会では初戦で山梨学院を破って勢いに乗り、初優勝。明治神宮大会では初めて元プロ監督が優勝する偉業を達成した。
昨年のセンバツは楽天などで捕手として活躍した中谷仁監督率いる智弁和歌山が準優勝に輝いた。
3監督にとっては初めての甲子園。初采配で勝利を飾ることができるか注目だ。