<高校新人女子サッカー県大会:藤枝順心3-0東海大静岡翔洋>◇31日◇決勝◇藤枝総合運動公園陸上競技場藤枝順心が東海大静…
<高校新人女子サッカー県大会:藤枝順心3-0東海大静岡翔洋>◇31日◇決勝◇藤枝総合運動公園陸上競技場
藤枝順心が東海大静岡翔洋を3-0で下し、22連覇を飾った。新チーム発足から公式戦2戦目。まだまだ手探りの状態で迎えた決勝だったが、きっちり勝ち切った。中村翔監督(37)は「(連覇の)プレッシャーもあったと思う。良いパフォーマンスだったかと言われると、そうではなかった中で結果を残した。大きなことだと思う」と話した。
“新鮮力”がスコアを動かした。好機を仕留めきれずに、0-0で迎えた後半6分だった。今冬の全日本選手権ではメンバー外だったFW横田あおい(1年)が左クロスに飛び込む。右足で合わせ、ネットを揺らした。公式戦初ゴールに「無得点で前半を終えて早く点を取りたかった。うれしかった」とにっこり。貴重な先制点で勢いに乗ったチームは、その後も得点を重ねて歓喜の笛を迎えた。
同校は22年の全日本選手権から全国総体を含めて5大会連続で全国制覇を成し遂げていたが、前チームでその記録がストップ。この日、キャプテンマークを巻いてフル出場したMF内野紗来(2年)は「総体と選手権で全国優勝することが目標。スタートとなる大会で、まず優勝で終わるという気持ちが強かった。できて良かった」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
3発快勝の一方で課題も残した。シュート数でも18本対1本と圧倒しながらゴール前で精度を欠いた。内野紗は「チャンスで決めきることが出来ていれば、前半から楽に試合を運べた」と反省も忘れなかった。目標は全国タイトルの奪還。気を引き締め、成長を続ける。【前田和哉】
○…東海大静岡翔洋は栄冠まで、あと1勝が届かなかった。立ち上がりから押し込まれる時間帯が続くと、後半に3失点。好機も少なく無得点で敗れた。それでも足元の技術を駆使したスタイルを最後まで崩さず、藤枝順心に挑み続けた。大石雄大監督(29)は「テクニカルにボールを大事にする。決勝でも、選手たちはそれを信じてやろうとしてくれた」と奮闘した選手たちをねぎらった。