昨年1月の大相撲初場所限りで現役を引退した元横綱・照ノ富士の伊勢ケ浜親方(34)の引退相撲が31日、東京・両国国技館で…
昨年1月の大相撲初場所限りで現役を引退した元横綱・照ノ富士の伊勢ケ浜親方(34)の引退相撲が31日、東京・両国国技館で開催された。断髪式では横綱・豊昇龍(26)=立浪=、元横綱の白鵬翔さん(40)ら約330人がはさみを入れた。現役時代の師匠だった宮城野親方(元横綱・旭富士)の止めばさみで大銀杏(おおいちょう)に別れを告げ、涙はなかった。スイングショートというさっぱりとした髪型になり、「お祝いの場。なぜ泣く必要があるのか」と周囲に問いかけた。
最後の横綱土俵入りでは、3歳ながら身長105センチ、体重29キロになった長男・照務甚(てむじん)くんを抱いて上がり、大の里(25)=二所ノ関=を露払い、豊昇龍を太刀持ちに従えた。「遠くから来てくれた方のためにも両横綱お願いした」と意図を説明。今後も部屋の師匠として、「協会の看板を背負うような力士を育てたい」と決意を新たにした。(山田 豊)