日本ハム田宮裕涼捕手(25)が1月31日、沖縄・名護で自主トレを行い、正捕手を狙う今季の個人スローガンを「TAMIれ!」…

日本ハム田宮裕涼捕手(25)が1月31日、沖縄・名護で自主トレを行い、正捕手を狙う今季の個人スローガンを「TAMIれ!」に設定した。選手会長の清宮幸が考案したチームスローガン「DOMIれ!」に自身の名字をひっかけた斬新な活用形で、“グラウンドの司令塔”として躍動し続ける思いを表現した。1日は全12球団がキャンプイン。いよいよ球春が訪れる。

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田宮は感心していた。「やっぱすごいっすよ。キヨさんは英語とかもしっかり詳しい」。30日に正式発表されたチームスローガン「DOMIれ!(ドミれ)」。清宮幸が“圧倒”をキーワードに“支配する”という意味を持つ「DOMINATE」という名詞から、誰もが口にしやすく活用も可能な動詞の形で考案された。では、田宮はどんな部分でドミっていきたいか?

田宮 キャッチャーなので、チームを引っ張っていけるようにって感じでドミっていけたらなと思います…これで(活用は)合ってるんですか(笑い)。

やや不安げながらも初めて“ドミれ活用”し、誓ったのは正捕手奪取。グラウンドの司令塔とも呼ばれるポジションをものにし、攻守で試合を支配するような存在感を放つ。つまり田宮がドミれば、それはきっと変格活用して“タミれ”になるはず。

田宮 個人的には“タミれ”でいいっすね。じゃあ今年は“タミります”。

こうして、田宮の個人スローガン「TAMIれ!」が決まった。

キャンプイン前日のこの日は水野とキャッチボールを行い、打撃練習も行った。「ほんとにもう、オフシーズン短すぎませんか」と苦笑いしたが、そう感じるのは充実していた証拠。「体重も若干増えている感じで。筋力が上がって体脂肪をちょっと落としたので、そこは良かった」と1年間を戦い抜く土台もレベルアップに成功した。

名護入り前日だった29日には散髪に出かけ、髪色も暗めにマイナーチェンジ。イメージは「ケンティー風」と大好きなアイドル中島健人のような髪形にして“タミる”準備も万全だ。「キャンプ始まるなって感じ。しっかり1年間戦えるように技術も体力もつけていきたい」。チームの覇権奪回の鍵を握る背番号64が名護から“タミっていく”。【木下大輔】

◆日本ハム26年スローガン「DOMIれ!」 新庄監督の指示で清宮幸が考案。「圧倒する」という意味の英単語「dominate」から発想し、観戦することを「DOMI活」、ヒーローを「今日のDOMI男」など、展開していくことまで想定して決定した。先乗り自主トレでは5年ぶりに復帰した西川が「DOMIろーぜ」と声をかけるなど、チームではさっそく広がり始めている。