地元出身である石川への期待は高い(C)産経新聞社 7年目の開花は見られるのか。中日・石川昂弥は改めて、勝負の年を迎えてい…

地元出身である石川への期待は高い(C)産経新聞社
7年目の開花は見られるのか。中日・石川昂弥は改めて、勝負の年を迎えている。
類まれなる打撃センスに荒々しさが加わるように──。昨年の今頃はそんなことを言われていた。新政権の象徴となるべく「4番・サード固定」でシーズンインも、攻守で精彩を欠き1か月足らずで2軍降格。消化しきれぬまま、どん底を彷徨った。
【写真】中日山本が慶大の先輩、高橋由伸氏と2ショットを披露した実際の様子
それでも少しずつ状態が上向き、9月上旬には待望の1号ホームラン。優勝目前の阪神相手に放った放物線。本拠地・バンテリンドームナゴヤが文字通り揺れた。
これで大丈夫だと思った矢先、翌日の午後に竜党が一様に落胆する。
石川昂弥選手の姿が見当たりません──。
左脇腹を痛めて無念の登録抹消。そのままシーズンを終えた。残った数字は22試合出場、1本塁打5打点、打率.139。契約更改でもダウン提示を受けた。
捲土重来を期す2026年に向け、石川は高知秋季キャンプの参加を志願。少数精鋭のメンバーに滑り込み、完走を果たした。オフには9キロのダイエットを敢行。スリムな身体で細川成也、ブライト健太との自主トレに現れた。
オフの一連の流れを見ると、後悔のないように動いていることがうかがえる。
どちらかというと大らかな性格で、少々のことには動じない。それでもさすがに昨季のことが堪えたのだろう。これまでは競合ドラフト1位としての甘えがあったかもしれないが、払拭しようとしている。
石川が守る三塁手はレギュラー不在。もう一度ポジションを奪いに行くことになる。
石川の他には昨季ケガに泣いた福永裕基、ベテランの高橋周平、高卒2年目の森駿太が候補に挙がる。楽天から復帰の阿部寿樹も加わってくるか。そして、チーム状況によってはジェイソン・ボスラーが一塁から回ってくる可能性もある。チーム内でも屈指の争いが繰り広げられそうだ。
地元出身の甲子園スターということもあり、背番号25への声援は人一倍大きい。本拠地に導入される「ホームランウィング」の存在も追い風になるはず。規定打席や2桁本塁打を記録した経験はあるだけに、まずはケガなく、しぶとくスタメンに残ること。
球団創立90周年のメモリアルイヤーに、石川昂弥の存在は欠かせない。そう思わせてもらいたい。
[文:尾張はじめ]
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