第98回選抜高校野球大会(センバツ)に出場する32校が決まった。3月6日の組み合わせ抽選を経て、3月19日に阪神甲子園球…
第98回選抜高校野球大会(センバツ)に出場する32校が決まった。3月6日の組み合わせ抽選を経て、3月19日に阪神甲子園球場で開幕を迎える。熱い戦いを繰り広げるチームの昨年秋のメンバーを紹介していきたい。
昨年夏の甲子園で初優勝を果たした沖縄尚学(沖縄)が、神宮枠で1枠増えた九州地区5校目で選出された。昨年秋は沖縄大会で優勝したものの、九州大会で神村学園(鹿児島)の前に準々決勝で敗れた。センバツを確実にする4強入りは逃したが、投手力を中心としたチーム力は全国でも上位に入る。センバツでは43年ぶりとなる夏春連覇を狙うことになる。
沖縄大会では夏の甲子園で活躍した、150キロ左腕の末吉 良丞投手(2年)と右腕の新垣 有絃投手(2年)のリレーを中心に優勝。時に接戦をものにする勝負強さを発揮し、新チームとなっても夏甲子園で優勝した強さは引き継がれている。
投手陣の要である2人が中心となってチームを引っ張った。九州大会では末吉は持ち前の爆発力こそ鳴りをひそめたが、防御率0.00で四死球はわずか1。新垣は12.1回の投球イニング数を上回る14奪三振をマークした。センバツでは、この冬を越えた「優勝請負コンビ」の2投手の成長ぶりを見せつけてほしい。
打線の得点力はやや課題か。九州大会2試合で好成績を収めたのは9番に座る津嘉山 廉外野手(2年)で、5打数2安打、打率4割とチーム最高成績を収めた。決勝では1番だった山川 大雅捕手(2年)、3番・玉那覇 宝生内野手(2年)、4番の秋江 駿斗内野手(2年)の主軸は打率3割にも満たなかった。沖縄大会でも準々決勝以降の3試合は5点、5点、4点。九州大会では2試合で1点ずつしか挙げられなかった。
投手力の実績ではセンバツ出場校中、トップクラスだけに、打撃力が向上すれば夏春連覇も十分に狙える。