◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇…

ラブゴルフから新しく登場したHSモデル

◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6624yd(パー72)

米女子ツアー開幕戦で見つけた新種のパターをいくつか紹介したい。ひとつは日本でも人気のある「L.A.B.ゴルフ(ラブゴルフ)」の新作で、その名も「OZ.1i HS」。HSとはHeel Shaft=ヒールシャフトの意味で、通常のパターのようにヒール側にシャフトが挿さったパターだ。

アダム・スコット(オーストラリア)と共同開発したというOZ.1iモデルにネック違いのバージョンが加わった格好。だが、ヒールに挿した状態で本当に“ゼロトルク”が実現できているのだろうか。「ヒールシャフトでゼロトルクにするために、ホーゼルを独自に開発しました。シャフトの延長線上にCG(重心)がくるので、重量バランスは非常に優れています」と、ツアー担当のクレア・デブレイ氏は説明する。

ヒールシャフトモデルが新たにラインアップ

確かにシャフトの向く先はヘッドの内側に来ているように見える。新しく開発したアルミニウム製のホーゼルが、同社がうたう“ライアングルバランス”を実現し、トルクを限りなくゼロに抑えているという。単にシャフトをヒールに挿しただけではゼロトルクにはならない。ホーゼルから先のネックの長さが、ヒールシャフトでもゼロトルクを実現する秘密になっているのだろう。

「従来のシャフトの挿し方では構えにくかったり、ストロークしにくいと感じていた方にはピッタリだと思います」とデブレイ氏。さらに、同社のフラッグシップモデル「DF3」にも、ステンレススチールインサートを搭載した新モデルも加わっていた。

「DF3」にインサートモデルが登場

サンディエゴ発「BURKE GOLF」って知ってるかい!?

女子ツアーに足しげく通っているクラブメーカーがある。「BURKE(バーク)」という、クラブ全般を扱う米サンディエゴ発のメーカーだ。中でもパターの品ぞろえが多く、開幕戦でも練習グリーンに多数のモデルを並べ、選手たちが興味深そうに手に取って試打していた。

BURKE(バーク)が新しくゼロトルクパターをローンチした

昨年のメジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」で山下美夢有が突如このブランドのパターを使い、話題になったのを覚えている人もいるだろう。山下が使ったのは303SS(ステンレススチール)素材の削り出しヘッドで、「クラシックシリーズ」と呼ばれる鍛造パターだ。一方で「ファイターシリーズ」と呼ばれるゼロトルクモデルもあり、ラインアップは幅広い。

同社のパターはフェースの溝(ツアーフィットフェース)に特徴があり、細かな溝が交差するように無数に入っている。「360度で食いつきがあり、非常に転がりがいい」(同社ツアー担当のマイク・チェン氏)という。

ブレードタイプの鍛造モデルも

ラブゴルフのパター含め、選手の使用状況、使用感など、また情報が入ったらお届けしたい。(フロリダ州オーランド/服部謙二郎)