別府大分毎日マラソンは2月1日、大分市高崎山うみたまご前スタート、府市亀川漁港前折り返し、大分市ジェイリーススタジアム…
別府大分毎日マラソンは2月1日、大分市高崎山うみたまご前スタート、府市亀川漁港前折り返し、大分市ジェイリーススタジアムゴールの42・195キロで開催される。31日、大分市内のホテルで招待選手が出席して会見が行われ、第102回箱根駅伝(2、3日)で往路、復路、総合のトリプル新記録で史上初の同一チーム2度目の3連覇(計9度目)を達成した青学大の「シン・山の神」黒田朝日(4年)は「記録は意識していなくて、順位を狙っていきたい。MGC(28年パリ五輪マラソン日本代表選考会、27年秋開催予定)の出場権を取ることが第一目標になります」と冷静に抱負を明かした。
今大会では2時間9分以内で日本人6位以内、あるいは順位に関係なく2時間6分30秒以内でMGCの出場権を獲得できる。黒田朝は昨年2月の大阪マラソンで2時間6分5秒の日本学生記録をマーク。実力を発揮すれば十分にクリアできる。原晋監督(58)も「今回は自己ベスト記録を更新しなくてもいい。MGCの出場権が獲得できれば十分。気楽に走ればいいでしょう」と話す。
黒田朝は、自身最後の箱根駅伝で初めて5区に出陣。区間記録を1分55秒も更新する1時間7分16秒の圧倒的な新記録をマークし「シン山の神」&「4代目・山の神」を襲名した。箱根山中で歴史に残る激走を見せた黒田朝は「箱根駅伝にピークをもってきたので、終わった後、ダメージが残り、疲労が出てしまいました。まずはスタートラインに立てるように疲労と戦いながら、ここまで来ました。箱根駅伝は絶好調でした。それに比べればコンディション不良に近いです」と率直に話した。
1月28日に別大マラソンに向けた仕上げのトラック練習を行った後も「まだ、調子が上がっていません。でも、全国都道府県対抗男子駅伝(18日、広島)の時より良くなっています。やるだけやります」と冷静に話していた。
レース前日のこの日、箱根駅伝と全く同じメニューで最終調整。動的ストレッチ、ウオーミングアップを行った後、1000メートルを1本走った。軽快なフォームで、今年の箱根駅伝5区前日とほぼ同じタイムで走った。疲労は残っているが、徐々に調子を取り戻している。「コンディション不良に近い」という体調で、MGC出場権を獲得できるか。黒田朝日の底力が見られる一戦となる。