<ノルディックスキー:ジャンプTVh杯>◇31日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)53歳のレ…

<ノルディックスキー:ジャンプTVh杯>◇31日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)

53歳のレジェンド葛西紀明(土屋ホーム)が惜しくも今季初勝利を逃した。1回目130メートルの大飛躍でトップに立ったが、2回目は126メートル。合計219・7点で、小林朔太郎(25=雪印メグミルク)に逆転を許し、2位に終わった。五輪組は不在だが、一昨年、昨年と連覇していた相性のいい大会。「めちゃくちゃ悔しいです。3連覇というのは僕しか権利がなかったので。1本目飛び終わって『3連覇きたなーっ』て思ってましたし…」と悔しがった。

朝方から降り続いた雪の影響で、この日は競技開始が遅れた。百戦錬磨のベテランは「朝起きてランニングしてる時にもう雪が降っていて、風も強かったので、こういう条件にはなるかなって思ったのと、いろんなパターンを自分の頭の中にイメージしていた。雪が強くて風が強くて、たぶん一本勝負かなとか」と厳しい条件や遅延にも動じることなく、1本目で大飛躍を見せた。「できれば一本勝負で終わってほしい…っていう心の底の願いもあったんですけどね。それがダメだったのかな(笑い)」と自虐的に笑った。

ただ表彰台に上がり、力は示した。「やっと表彰台に上がれたかなっていうのでホッとはしてます。優勝に近い、そういうジャンプもできてるなっていうことで自信にもなりました」と振り返り、今後へ向けて「まだミラノオリンピック始まってないですけど、僕は4年後のオリンピックに向けて…57歳? 57歳で目指していきたいと思ってますよ。まだまだ諦めません」とキッパリ言い切った。