◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 2日目(30日)◇トリーパインズGC(カリフォルニア州)◇サウスコース…
◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 2日目(30日)◇トリーパインズGC(カリフォルニア州)◇サウスコース(7765yd)、ノースコース(7258yd)=いずれもパー72
2026年のPGAツアーは5人の日本勢がレギュラーメンバーとして開幕を迎えた。まだ2試合を消化したところと言っても、周りの状況が気にならないはずはなかった。他の4人は前週までに一度は4日間をプレー。「もちろんそれは頭にもありました。日本の方にも『僕だけが通っていない』と思われていたと思う」。中島啓太は2試合連続の予選落ちを経て、決勝ラウンドにたどり着いた。
2コースのうち難度の低いノースコースで初日「69」。3アンダー41位でのスタートには緊張感が漂った。相対するのは平均スコアがオーバーパーのサウスコース(2日間平均は72.439、ノースは69.360)。「アンダーパーで回らないといけない。でも、ティショットがうまくいけば大丈夫だろうと自信はあった」と1打目に神経を注いだ。
前半6番(パー5)でセミラフからの2打目をグリーン右手前に運んでバーディが先行。8番(パー3)では8番アイアンでグリーン右奥のピンを攻めこみ1.5mにつけて2つ目を奪った。「グリーンが硬い情報は頭にあったので良い番手選びができた」と納得し、続く9番(パー5)では芝目の強い花道から、上りの難しいアプローチを1m以内に寄せて2連続とした。
この日は午前11時のティタイムで、後半は風も強くなり、グリーンのポアナ芝が元気になる時間帯にプレーした。14番で3m弱のパーパットをねじ込むなど、傷を最小限に抑えて2ボギー。通算4アンダー45位での決勝ラウンド進出に「本当にレベルの低い話ですけど、ひとつの目標にしていたのでまずは良かった」と安どした。
本大会は推薦出場した2023年大会以来の挑戦。DPワールドツアー(欧州ツアー)を経由して、PGAツアーのメンバーとして帰ってきた。「(3年前と)ノースコースのスコアは一緒ですけど、サウスでしっかり伸ばせたのは良かった」。2日目に「78」をたたいて予選落ちした当時からの成長を認める。
「友達や大事な方は『焦らずに』と言葉をかけてくれていた。そこまでプレッシャーに感じることはなく、自分のペースでできている」と、とりあえず最初の関門をクリアし周囲に感謝。視線の先は再びリーダーボードへ。「久常(涼)選手もたくさんスコアを伸ばしていた(通算9アンダー6位)。自分もたくさんバーディを取って順位を上げて終わりたい」。難関コースにはあと2度、チャレンジできる。(カリフォルニア州ラ・ホヤ/桂川洋一)