WEリーグ・セレッソ大阪ヤンマーレディースのDF浅山茉緩(まひろ、22)が今季、ポジション登録されたDF以外に、MF、F…

WEリーグ・セレッソ大阪ヤンマーレディースのDF浅山茉緩(まひろ、22)が今季、ポジション登録されたDF以外に、MF、FWの本格的な三刀流に挑戦している。

「小さい頃から、どこでもできるのが私の強み。どこで出ても、チームの勝利に貢献したい」

現在中断中のリーグ戦では、開幕から出場13試合で2得点をマーク。開幕当初は本来のセンターバックで出場したが、現在はFWが主戦場。

昨季はFWで始まり、途中からDFが主戦場の二刀流だった。今季はその逆パターンに加えて、GKとボランチ以外の全ポジションをこなす。右サイドバックで先発し、試合中にFWに変更するなど、超万能型選手だ。

167センチ、59キロの体格で強さ、うまさがあり、今や看板選手になった。

リーグ参入3季目のC大阪ヤンマーは1季目から9位、7位ときて今季は現在12チーム中の9位。スタートダッシュに失敗し、序盤戦で5連敗を経験。就任1年目の松田岳夫監督(64)の攻撃的なスタイルが浸透した中盤戦以降は、3勝1分け2敗と右肩上がり。昨年12月20日の首位INAC神戸戦は、2-2とドローを演じた。

「序盤戦は上位に負けが続いて、気持ちがやられていると感じていた。でも、中盤戦以降はチームの意識が大きく変わったと思う。勝利のために1人1人の意識や責任感が強くなり、皇后杯にもつながった」

昨年12月の皇后杯は準決勝で広島に敗れたものの堂々のベスト4。松田監督からは最近、残り8試合となったリーグ戦で「4位」という目標を提示された。INAC神戸、三菱重工浦和、日テレ東京Vの3強に次ぐポジションだ。

関西大学人間健康学部4年生の浅山は、3月に卒業式を控える。人生では大学とプロの二刀流だったが、春からはプロ一本。「卒業をすれば、もっとサッカーに力を注いでいかないといけない。残り8試合で1つでも上位にいきたい」。

中断明け後、C大阪ヤンマーは2月15日のアウェー大宮戦に臨む。三刀流の浅山が、上位浮上のカギを握りそうだ。

◆浅山茉緩(あさやま・まひろ)2003年(平15)9月21日、大阪市生まれ。母親が「心がゆるむように」と「緩」の字を命名。大和田SSCから16年、7期生としてC大阪ヤンマーの下部組織入り。U-16日本代表経験あり。21年にトップ昇格し、なでしこリーグで戦う。WEリーグは参入1季目から出場し、初得点は24年4月18日千葉戦。通算53試合3得点。サッカーをしていなければ建築家を目指したほど物づくりが趣味。背番号5。167センチ、59キロ。

○…C大阪ヤンマーは、2月21日の新潟戦(午後2時開始)を「大阪府民招待デー」とし、本拠地ヨドコウ桜スタジアムに大阪府在住・在勤・在学の3000人を無料で招く計画がある。クラブの公式サイトで2月20日まで申し込み可能。