ボクシング界で最も権威がある専門誌「ザ・リング」の年間表彰式「ザ・リング・マガジン・アワード」が30日(日本時間31日…
ボクシング界で最も権威がある専門誌「ザ・リング」の年間表彰式「ザ・リング・マガジン・アワード」が30日(日本時間31日)、米ニューヨークで開催され、2025年の年間各賞が発表された。
女子最優秀選手賞に、WBO女子世界スーパーフライ級王者・晝田(ひるた)瑞希(29)=三迫=が輝いた。最優秀トレーナー賞には、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=とWBC世界バンタム級王者・井上拓真(30)=大橋=兄弟を指導する父・井上真吾トレーナー(54)が選出された。また最高ラウンド賞に、昨年2月24日のWBA世界バンタム級タイトルマッチで王者・堤聖也(30)=角海老宝石=と挑戦者・比嘉大吾(30)=志成=が互いにダウンを奪った第9ラウンドが選ばれた。
男子最優秀選手賞には史上初の3階級での4団体統一を達成し昨年12月に現役引退を表明したテレンス・クロフォード(38)=米国=が選出された。候補の5人にノミネートされていた井上尚弥の23年以来2度目の受賞はならなかった。
「THE RING AWARDS2025」受賞者は以下の通り。
▽男子最優秀選手賞 テレンス・クロフォード(米国)
▽女子最優秀選手賞 晝田瑞希(三迫)
▽最高KO賞 ブライアン・ノーマン・ジュニア(6月の佐々木尽戦で5回KO勝ち)
▽最高試合賞 クリス・ユーバンク・ジュニア(英国)―コナー・ベン(英国)第1戦(ユーバンクの判定勝ち)
▽最優秀トレーナー賞 井上真吾(井上尚弥・拓真兄弟のトレーナー)
▽最有望選手賞 エミリアーノ・バルガス(米国)
▽番狂わせ試合賞 アルマンド・レセンディス(メキシコ、カレブ・プラント戦)
▽最高ラウンド賞 堤聖也―比嘉大吾戦(2月、引き分け)の第9ラウンド
◆「ザ・リング(The Ring)」 1922年、米国で創刊されたボクシング専門誌。ボクシング界でも最も歴史と権威がある雑誌とされ「ボクシングのバイブル(聖書)」とも称される。創刊当初から独自に認定した王者にベルトを授与。1924年から独自のランキングを選定。1928年には年間最優秀選手賞などを創設。2023年の年間最優秀選手に、井上尚弥が日本人として初めて選出された。2022年11月に紙媒体の発行を終了し電子版のみとなったが、2024年11月にサウジアラビ総合娯楽庁トゥルキ・アラルシク長官が同誌を買収し25年1月号から紙媒体の発行が復活した。