文:中川正博(ラリーズ編集部)提供:ITTF/アフロ<11月13日〜19日 ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン (ストックホルム)>スウェーデンオープン 11月16日(大会4日目)の 日本選手の結果大会4日目となる11月16日(以…
文:中川正博(ラリーズ編集部)
提供:ITTF/アフロ
<11月13日〜19日 ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン (ストックホルム)>
スウェーデンオープン 11月16日(大会4日目)の 日本選手の結果
大会4日目となる11月16日(以下、すべて現地時間)は、男女シングルス、男女ダブルスの決勝トーナメント1回戦が行われ、15名の日本人選手が試合に臨んだ。
男子シングルスでは、1回戦が行われ、スウェーデンオープンのベスト16が出そろった。
丹羽孝希(ITTF世界ランク5位、11月現在)がヨルジッチ(同120位、スロベニア)に勝利した他、松平健太(同9位)が金東賢(同ランク外、韓国)に勝ち、張本智和(同16位)が過去にも勝ったことがあるルンクウィスト(同112位、スウェーデン)に何とか競り勝ち、2回戦に駒を進めた。
丹羽は3-0の7-8の場面で、ヨルジッチのサイドを割るサービスに対してネットの横から相手コートに入れる「横入れレシーブ」で魅せるなど、華麗なプレーで会場を沸かせた。
現地スウェーデンでプロとして活動している英田理志(同ランク外)は残念ながら予選リーグ敗退となった。
女子シングルスでも、1回戦が行われ、男子同様にベスト16が出そろった。
8名の日本選手が1回戦に臨んだが、蓋を開けてみれば2回戦に駒を進めたのは石川佳純(同4位)と加藤美優(同17位)の2名だけであった。
石川は1ゲーム目こそ落としたものの危なげなくリ・チャン(同37位、ポーランド)に勝利。加藤は格上のハン・イン(同11位、ドイツ)との1時間を超える接戦をものにした。
期待の平野美宇(同5位)と伊藤美誠(同6位)はともに中国選手に及ばず敗退。
ダブルスでは、男子は世界卓球銀メダリストでイケメンダブルスとして話題の森薗政崇(同50位)/大島祐哉(同21位)ペアがエントリーしていたが、本大会は棄権することとなった。女子は加藤美優/長崎美柚(同103位)ペアがドイツオープン準優勝の陳思羽(同21位、台湾)/鄭怡静(同7位、台湾)にストレート負けを喫したが、伊藤美誠/早田ひな(同14位)ペアは、息の合ったピッチの早いプレーでタイのペアにストレート勝ちを収めた。
早田は先日のドイツオープンでは同級生である平野とペアを組み優勝しているが、今回は同じく同級生である伊藤とペアを組みツアー連勝を狙う。伊藤と早田のペアは8月のチェコオープンでも優勝しているため、期待が高まる。
なお、次の2回戦では、リオ五輪で話題になった54歳のニー・シャーリエンが率いるルクセンブルクのペアと対戦する。
11月16日の日本選手の試合結果(抜粋)は以下の通り。
このページの目次
1 男子シングルス結果1.1 決勝トーナメント1回戦2 女子シングルス結果2.1 決勝トーナメント1回戦3 男子ダブルス結果3.1 決勝トーナメント1回戦4 女子ダブルス結果4.1 決勝トーナメント1回戦5 日本選手の次の対戦カード5.1 男子シングルス 決勝トーナメント2回戦5.2 女子シングルス 決勝トーナメント2回戦5.3 女子ダブルス 決勝トーナメント2回戦5.4 試合結果の見方男子シングルス結果
決勝トーナメント1回戦
大島祐哉 2(-11,10,-6,-8,10,-6)4 ドゥダ(ドイツ)
森薗政崇 0(-8,-6,-9,-7)4 閻安(中国)
吉村真晴 0(^11,-11,-2,-6)4 林高遠(中国)
丹羽孝希 4(9,4,7,-10,-11,4)2 ヨルジッチ(スロベニア)
松平健太 4(7,-8,4,-8,4,9)2 金東賢(韓国)
張本智和 4(4,-9,-9,-10,5,9,8)3 ルンクウィスト(スウェーデン)
女子シングルス結果
決勝トーナメント1回戦
伊藤美誠 2(-7,-10,8,-9,9,-4)4 孫銘陽(中国)
橋本帆乃香 0(-4,-11,-2,-4)4 顧玉婷(中国)
石川佳純 4(-9,9,14,5,6)1 リ・チャン(ポーランド)
佐藤瞳 1(8,-9,-6,-8,-8)4 フー・メレク(トルコ)
平野美宇 1(6,-8,-4,-7,-8)4 陳幸同(中国)
加藤美優 4(-10,-5,9,9,3,-5,8)3 ハン・イン(ドイツ)
早田ひな 2(9,-10,5,-5,-9,-3)4 ユ・モンユ(シンガポール)
木原美悠 1(-4,6,-8,-6,-9)4 朱雨玲(中国)
男子ダブルス結果
決勝トーナメント1回戦
森薗政崇/大島祐哉 WO/L(不戦敗) アルナ(ナイジェリア)/カルバーリョ(ポルトガル)
女子ダブルス結果
決勝トーナメント1回戦
加藤美優/長崎美柚 0(-7,-11,-7)3 陳思羽/鄭怡静(台湾)
伊藤美誠/早田ひな 3(6,9,10)0 タモルワン/ナンタナ(タイ)
日本選手の次の対戦カード
男子シングルス 決勝トーナメント2回戦
丹羽孝希 vs ワン・ヤン(スロバキア)
→ 11/17 19:00(日本時間:11/17 27:00)
松平健太 vs グロース(デンマーク)
→ 11/17 19:00(日本時間:11/17 27:00)
張本智和 vs 許昕(中国)
→ 11/17 19:00(日本時間:11/17 27:00)
女子シングルス 決勝トーナメント2回戦
石川佳純 vs 李暁丹(中国)
→ 11/17 15:30(日本時間:11/17 23:30)
加藤美優 vs ユ・モンユ(シンガポール)
→ 11/17 18:00(日本時間:11/17 26:00)
女子ダブルス 決勝トーナメント2回戦
伊藤美誠/早田ひな vs デヌッテ/ニー・シャーリエン(ルクセンブルク)
→ 11/17 14:00(日本時間:11/17 22:00)
試合結果の見方
表記ルール: 選手名A ゲーム数(各ゲームのポイント)ゲーム数 選手名B
各ゲームのポイントの表記例: 選手Aが選手Bと対戦し、1ゲーム目11対6、2ゲーム目11対5、3ゲーム目12対10で選手Aが勝ち、選手Bが負けた場合、
「選手A 3(6,5,10)0 選手B」 または 「選手B 0(-6,-5,-10)3 選手A」 と表記。