◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 2日目(30日)◇レイクノナG&CC…

山下美夢有(右)と竹田麗央が開幕戦で同組に

◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 2日目(30日)◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6624yd(パー72)

昨年6月のダブルス戦「ダウ選手権」でペアを組んだ山下美夢有竹田麗央の“チーム山田”が、2026年シーズン開幕戦で早くも競演を果たした。ともに2オーバー29位から2日目を同組で回り、山下が「69」で通算1アンダー19位、竹田が「70」でイーブンパー25位とそろって順位を上げた。

最終18番で唯一のボギーも「69」

1番で竹田が幸先よくバーディを奪うと、山下が2番(パー5)から2連続バーディ。3番は10m超の長い距離を流し込んだ。初日にオデッセイ「Square 2 Square TRI-HOT JAILBIRD」を投入し、右手と左手を離して握るスプリットハンドのグリップも試したグリーン上は昨季の2勝をアシストしたテーラーメイド「スパイダー ツアーX」へ回帰した。

2打目を左サイドのペナルティエリアに落として唯一のボギーを喫した最終18番は、微妙な距離を1パットでしのいだもの。「きのうより比較的ショットが安定して、チャンスにつく回数も多かった。(ショットは)何かを変えたという感じではなく、セットアップを重点的に意識しました。パッティングがもうちょっと後半決まってくれれば」と淡々と振り返った。

クロスハンドでのパッティングを続けている

竹田は4バーディ先行で迎えた16番からの2連続ボギーが悔しい。17番(パー3)はティショットを警戒していた右サイドに落とし、少し「抜けてしまった」というアプローチが強い傾斜に戻された。

この2日間はクロスハンドでのパッティングを継続している。昨年4月にスポット参戦した国内ツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」でも試みているが、すぐに順手に戻した。「(これまで)弱い当たりで切れていくミスが多かった。フォローがあんまり出ていかない感じもあって、クロスハンドだとそれがなくなると感じた。いまはこれがすごくいいかな」

「美夢有さんと久しぶりのラウンドで、ちょくちょく話ができてすごく楽しかった」と笑ったように、合間で適度にリラックスした雰囲気やお互いのスムーズなプレーテンポもプラスに働いた18ホール。最後まで新人賞を争った昨季に続き、日本勢をけん引する活躍が期待される2人でもある。厳しく冷え込む予報の週末も、地力を見せてリーダーボードを駆け上がりたい。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)