第98回選抜高校野球大会(センバツ)に出場する32校が決まった。3月6日の組み合わせ抽選を経て、3月19日に阪神甲子園球…

第98回選抜高校野球大会(センバツ)に出場する32校が決まった。3月6日の組み合わせ抽選を経て、3月19日に阪神甲子園球場で開幕する。熱い戦いを繰り広げるチームの昨年秋のメンバーを紹介していきたい。

 前回大会優勝の横浜(神奈川)は、関東・東京枠の最後の6校目で選出された。昨年秋は激戦の神奈川大会で優勝。関東大会では8強止まりに終わったが、昨年の優勝メンバーが主力に残り、今回も優勝候補の1つに挙げられる。

 今年のチームは打力を武器に昨秋の神奈川を制した。6試合中4試合で2ケタ得点。全試合で8得点以上を奪って勝利した。最少の得点差は5で、準決勝で東海大相模との継続試合を11対6で勝利。6対6で迎えた8回に一挙5得点を挙げて宿敵を倒した。決勝は法政二を12対0で破るなど、強さを見せつけた。関東大会では決定打を欠いて得点こそ奪えなかったが、8安打、10安打を放っている。

 投手陣を引っ張るのは昨年センバツVを知る織田 翔希投手(2年)。最速154キロ右腕で、プロ注目の今大会屈指の右腕とも言える。球速はもちろんのことだが、経験に裏打ちされた投球術、配球、変化球のキレなど、レベルアップした姿に期待したい。

 打線では、昨年センバツ決勝で試合に出場した小野 舜友内野手(2年)、池田 聖摩内野手(2年)、江坂 佳史外野手(2年)が主力。関東大会では主将の小野が1番打者として打率4割超をマークし、池田との1、2番コンビを組む。江坂は4番として打率5割を残すなど、得点力に貢献してきた。さらに3番に座る川上 慧内野手(1年)が、関東大会初戦の高崎商大付(群馬)戦で放った9回サヨナラ弾を含む本塁打2本をマークするなど、新戦力の「スーパー1年生」として、存在感を示した。

 昨年の秋こそ、不満の残る成績だったが、投打にスキのない逸材がそろったチームであることは間違いない。連覇を目指して、新しいヒーローの誕生にも期待したい。