◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 2日目(30日)◇レイクノナG&CC…
◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 2日目(30日)◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6624yd(パー72)
2日目のベスト「66」はもちろん、無傷のスコアカードがうれしい。古江彩佳は「ボギーなしだったのは、すごく幸せ」とほほ笑んだ。タイトルに届かなった昨季の反省は「ボギーがすごく多かった」こと。どれだけスコアを落とさず、攻めの姿勢を貫けるかを2026年のテーマに据えるだけに満足度の高い一日になった。
同伴競技者のモリヤ・ジュタヌガン(タイ)が「85」と大崩れした組のテンポは必ずしも良くなかったはず。それを意に介する様子もなく、一緒に回ったセレブリティ部門のブランディ・チャスティンさんに感謝する。女子サッカーでワールドカップ、五輪とも2度の優勝経験を持つ57歳は少し日本語も通じるようで、「すごく優しく、仲良くしてもらった」とラウンドが終わってからも話が弾んだ。
プロアマ形式ならではのリラックスした雰囲気を漂わせながら、クラブを握ると一気にスイッチが切り替わって「自分に集中できた」。砲台状のグリーンで落としどころが狭いエリアにピンが切られた9番(パー5)は、3打目の番手を慎重に吟味した。58度でしっかり打てば届きそうな距離でも、スピンバックを警戒。54度で抑え気味に打ってピンに絡めるイメージ通りのショットで2連続バーディにつなげた。
ティショットを難しいグリーン右サイドに落とした終盤17番(パー3)のピンチでも集中を研ぎ澄ませた。アプローチが強い傾斜に戻される最悪のケースを避けつつ、2m残ったパーパットをねじ込む我慢で見せ場を作った。
2オーバー「74」で29位と少し出遅れた初日から、首位と4打差の通算4アンダー11位まで浮上した。上位に迫って迎える週末はフロリダというのに厳しい寒さが見込まれ、ゲーム展開も大きく変わりそう。「頑張ってイーブンで上がるくらいのレベルになってくるかなと思う。少しでもスコアをキープできるように」と表情を引き締めた。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)