巨人の新外国人、ボビー・ダルベック内野手(30)=前ロイヤルズ傘下3A=が30日、都内のホテルで入団会見に臨んだ。ポス…

 巨人の新外国人、ボビー・ダルベック内野手(30)=前ロイヤルズ傘下3A=が30日、都内のホテルで入団会見に臨んだ。ポスト岡本として期待のかかる長距離砲。「任された打順で自分の役割を全うしたい。ただ、中軸を打つことに関しては非常に自信がありますし、特に4番を打たせていただければ光栄」。強い言葉は覚悟の表れだ。

 打撃哲学の原点には球団OBでもある王貞治氏のススメがある。「尊敬している」と言う王氏との“出会い”は2018年頃だ。アリゾナ大時代の打撃コーチが打撃の研究をしている関係から、著書を勧められたという。「王さんの打撃フォームをマネしようと思ったわけではないけど、タイミングの取り方や打席での心構えはいろいろ学ばせてもらった」とうなずく。

 世界の本塁打王の教えが、自身のアピールポイントだと豪語する「パワー。そして得点する力」に導いた礎となっていた。さらに「ぜひ話を伺ってみたい」と意欲的。さらなる成長曲線を描く道筋はすでに見えている。

 最大の懸案事項は岡本のメジャー移籍で空いた「4番」の穴だった。水野編成本部長も「岡本選手が抜けた後を期待しております。一発の長打力も魅力ですし、できればサードをやってほしい」と改めて期待。王氏の哲学を胸に、新たな主砲候補が歴史と伝統のある名門の扉をたたく。

 ◆ボビー・ダルベック(BobbyDalbec)1995年6月29日生まれ、30歳。米国出身。193センチ、102キロ。右投げ右打ち。内野手。16年にアリゾナ大からレッドソックスと契約。20年にメジャーデビューを果たした。21年には自己最多の133試合に出場し、25本塁打、78打点。19年プレミア12米国代表。昨季はメジャー7試合にとどまったが、3Aでは計105試合で24本塁打を放った。