<プロボクシング:フェニックスバトル・スーパーフェザー級トーナメント1回戦>◇30日◇東京・後楽園ホール◇観衆1644人…
<プロボクシング:フェニックスバトル・スーパーフェザー級トーナメント1回戦>◇30日◇東京・後楽園ホール◇観衆1644人
メキシコからの逆輸入ボクサーで日本スーパーフェザー級6位の木谷陸(25=KG大和)が優勝賞金1000万円のフェニックスバトル同級トーナメント2回戦進出を決めた。同級4位の大谷新星(24=真正)とのトーナメント1回戦に臨み、8回2分42秒、TKO勝利を飾った。
最終8回、右ストレートを顔面にヒットさせてダウンを奪取した。何とか立ち上がってきた大谷の動きが「緩んでいた。仕留めにいった」(木谷)と一気に連打でたたみかけ、レフェリーストップに追い込んだ。7回までの途中採点では負けていた木谷にとっては逆転TKO撃破となり「あの右は試合前から当たると思っていた」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
大阪・ハラダジムでボクシングをはじめ、アマ戦績29勝11敗。高校卒業後の18歳からメキシコで修行し、そのままプロデビューした。約5年間で8勝(3KO)3敗の戦績を残しながらもマッチメークの問題などが重なり、日本復帰を決意。昨年3月、KG大和ジムに入門した。同9月に日本デビューし、日本同級4位だった龍王(角海老宝石)を5回TKO撃破し、一気に日本ランカーとなった。
これで日本ランカー連破となった木谷は「メキシコでの下地に、1年間の(所属ジム)片渕(剛太)会長のコンビで良くなった。ボクシング論も合うし、教え方がうまい。僕のボクシングスタイルを伸ばしてくれる」と感謝した。片渕会長は「ちょっと穴があったのを1年間で埋められた。もともと良い選手だから」と期待を寄せた。
これで8強入り。2回戦では、2月19日に激突する同級9位福井貫太(32=石田)-向山大尊(27=DANGAN)戦の勝者と拳を交える予定だ。