第98回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)の選考委員会が30日に大阪市内であり、四国…
第98回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)の選考委員会が30日に大阪市内であり、四国からは昨秋の四国大会を制した英明(香川)と、準優勝の阿南光(徳島)の2校が一般選考で選ばれた。また、高知農は「21世紀枠」(全国で2校)で選出された。英明は3年ぶり4回目、阿南光は前身の新野(あらたの)時代を含め2年ぶり3回目の出場。高知農は春夏を通じて初の甲子園出場となる。大会は3月19日から阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われる。
■堅守でつかんだ大舞台
阿南光(阿南市)の織野明弘校長は、選考委員会のオンライン中継で学校名が読み上げられると、グラウンドへ急いだ。練習中の部員たちに2024年以来の出場決定を伝え、「毎日を大切に、更なる高みを目指して精進してください」と励ました。佐藤柊平主将(2年)は「最後まで諦めないプレーをしてがんばっていきたい」と誓った。
阿南光は秋の県大会5試合でわずか1失策。その堅守もあって四国大会は接戦を勝ちきり準優勝した。高橋徳(あつし)監督も「県大会から一戦ごとに強くなり、勝ち方を覚えていった」と振り返る。今は体力強化と打力向上に取り組んでいるという。
新たに導入される指名打者(DH)には、1年生ながら長打力が売りの坂本翔太選手を起用する構想もある。
阿南光は、春と夏の甲子園に一度ずつ出場した新野と、阿南工が統合して2018年4月に開校。今の校名では24年以来の選抜出場となる。
市役所に「野球のまち推進課」があり、市を挙げて野球による地域振興に取り組む。岩佐義弘市長も学校にかけつけ「阿南市民のみなさんの光となるようがんばってください」と激励した。8強まで進んだ2年前同様、地元に勝利を届けたい。(鈴木史)
■阿南光の昨秋の戦績
▽徳島県大会
1回戦 8-1阿南高専
(7回コールド)
2回戦 10-0那賀
(6回コールド)
準々決勝 4-1鳴門
準決勝 7―1海部
決勝 5-3徳島商
▽四国大会
準々決勝 3-0西条(愛媛)
準決勝 6-5藤井(香川)
(延長10回タイブレーク)
決勝 2-7英明(香川)