第98回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)に、高川学園(山口…

 第98回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)に、高川学園(山口県防府市台道)が出場することが30日、決まった。前身の多々良学園以来42年ぶり、高川学園になってからは初めての春。2季連続の甲子園出場に選手たちは昨夏の雪辱を誓い、日本一を目指す。

 高川学園は昨年、夏の全国高校野球選手権大会で16強入りし、秋の県大会は4位ながら中国地区大会で準優勝した。選手と松本祐一郎監督、渡辺篤夫校長は同日午後、学校の講堂でインターネット中継で選考委員会の発表を見守った。

 中国地区で2校目に高川学園が発表されると、渡辺校長は地区大会準優勝だけでなく、野球への心構えや学校生活も加味されて選考されたはずだとして、「胸を張って正々堂々と選抜大会に臨んで、春の王者になって」と選手を激励した。

 その後、屋外の野球場で、松本監督が選手らを前に話をした。「県4位からよくはい上がった。みんなでつかんだ甲子園。選ばれたんだから自信をもって甲子園に行こう」と呼びかけた。

 昨夏甲子園の舞台に立った衛藤諒大主将(2年)は緊張しながら発表を見守ったという。「率直に日本一を取れる舞台を与えてくださった。もう1回やってやろうという気持ちでいっぱいです」と雪辱を誓った。

 選考理由の中で、140キロ台のストレートと切れのあるスライダーが評価された木下瑛二投手(2年)は、2季連続出場について「気にすることなく、日本一を狙ってやっていきたい」。希望する対戦相手に、山梨学院や神戸国際大付(兵庫)を挙げた。

 松本監督によると、これまで甲子園出場の経験をいかした練習ができているという。「日本一を目指せる土俵に上がれたので、日本一を目指して頑張りたい」と決意を述べた。

 地区補欠1校目は下関国際が選ばれた。(大室一也)