第98回選抜高校野球大会(3月19日開幕、阪神甲子園球場)の出場校が30日発表され、北海道代表に昨秋の全道大会を制した…
第98回選抜高校野球大会(3月19日開幕、阪神甲子園球場)の出場校が30日発表され、北海道代表に昨秋の全道大会を制した北照が選ばれた。出場は2013年以来、13年ぶり6回目。組み合わせ抽選会は3月6日に開かれる。
吉報を受けた北照の手代森煌斗(きらと)主将(2年)は「目標はベスト4」と宣言した。秋季大会優勝チームで争われる明治神宮野球大会の初戦で敗れ、掲げた目標だ。同校の甲子園最高成績はベスト8。「先輩たちを超えたい」と力を込めた。
エースの島田爽介投手(2年)は「神宮で全国区の高校のレベルの高さを間近で見た。力不足を感じた」という。それからは「抑えるイメージを常に持って練習している」と前向きだ。
神宮大会では、12本のヒットを放ったが、1得点に留まった。上林監督は「ここぞの場面で点をもぎ取れず、機動力が課題になった」と振り返る。
しかし、今は厳寒期で、練習は屋内施設がメイン。選抜大会までに九州で合宿するなどの対策をして、グラウンドの感覚を取り戻す予定だ。
神宮大会では英明(香川)に1-2と惜敗した。先発した中谷嘉希投手(2年)は「北海道のバッターなら打ってこない球でも当ててきた。技術の差があった」と振り返り、「センバツまでに仕上げたい」と決意を新たにした。
秋季大会では島田投手が変化球で相手を翻弄(ほんろう)し、4試合すべて完投。中谷投手は登板機会がなかったが、最速149キロの直球を武器に、英明を4回まで1失点に抑えた。タイプの違う投手の二枚看板で、勝利を狙う。
13年の出場時は準々決勝で敗退。上林弘樹監督は当時、部長。17年の監督就任後、18、19年に2年連続で夏の甲子園に出場したが、春を率いるのは初となる。(朽木誠一郎)