サウジCとBCクラシックを制覇し、ダート路線の馬では史上初となる年度代表馬に選出。さらに、北米競馬の年度表彰であるエ…

 サウジCとBCクラシックを制覇し、ダート路線の馬では史上初となる年度代表馬に選出。さらに、北米競馬の年度表彰であるエクリプス賞でも、最優秀古馬ダート牡馬とモーメントオブザイヤーに選ばれた。そんな歴史的名馬をたたえ、今週末の根岸ステークス(4歳上・GIII・ダ1400m)は、「フォーエバーヤング ブリーダーズカップクラシック優勝記念」の副題を冠して行われる。

 先にフォーエバーヤングのこれまでを振り返っておきたい。23年10月に4馬身差でデビュー勝ちを収めると、翌春にかけてJBC2歳優駿、全日本2歳優駿、サウジダービー、UAEダービーと国内外の主要レースを無傷で連勝。ケンタッキーダービーは3着に敗れ、連勝はストップしたが、ハナ+ハナ差の3着と日本馬の底力を見せつけた。秋は始動戦のジャパンダートクラシックを快勝し、続くBCクラシックでも3着と見せ場。暮れの東京大賞典では古馬を破り、国内最強の座を改めて証明して、3歳シーズンを終えた。

 4歳になった昨年は、初戦のサウジCでロマンチックウォリアーを下し、待望だった海外G1のタイトルを獲得。一度は相手に前へ出られながらも、直線でしぶとく差し返す走りは、日本のみならず世界中の競馬ファンを興奮させた。ドバイWCは3着に敗れたが、秋はふたたび世界へ。日本テレビ盃を順当勝ちし挑んだBCクラシックでは、早め先頭からシエラレオーネの追撃を振り切り、悲願の米ダートG1を制覇。これまで13戦10勝(G1/JpnI・5勝)のすばらしい成績を残している。

 今週末は馬名がレースタイトルに使われるだけではない。東京競馬場ではお昼休みに、藤田晋オーナー、矢作芳人調教師、坂井瑠星騎手、吉田俊介氏を迎えてトークショーを実施。また2月22日まで、フジビュースタンド3階のセンターコートにて、優勝トロフィーなどの記念品展示を行う。さらに、東京、京都、小倉競馬場の来場者に先着で、限定ポストカードを配布。全国の競馬場、ウインズでは記念レーシングプログラムが配られる。ファンにとって嬉しいイベントなのはもちろん、サウジCの連覇を目指すフォーエバーヤング陣営にとって、大きなエールになりそうだ。