ソフトバンク小久保裕紀監督(54)が30日、福岡市内の筥崎宮(はこざきぐう)での必勝祈願を前に、選手らを集め訓示を行った…
ソフトバンク小久保裕紀監督(54)が30日、福岡市内の筥崎宮(はこざきぐう)での必勝祈願を前に、選手らを集め訓示を行った。「3連覇を狙えるのは我々しかいない。このメンバーで歴史を塗り替えていこう」。福岡移転後初のパ・リーグ3連覇、2年連続日本一を達成するためにも、現有戦力の底上げは不可欠。31日にA組、B組が宮崎入りし、2月1日から春季キャンプがスタートする。
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小久保監督、城島CBOを先頭に球団関係者152人が、青空の下、大行列で筥崎宮の本殿へ。今季も頂点に立てるように祈願した。集まった4900人のファンを前に小久保監督は「福岡移転後、まだ3連覇がないらしいです。ここにいるメンバーで新たな挑戦をして、歴史に新たな1ページを刻みたい」とあいさつした。
キャンプが宮崎と筑後に分かれ、S組は14日の合流まで独自調整が認められているため、この日は全員が集まる数少ない日。祈願への出発前に小久保監督は選手を集め訓示を行った。
「3連覇を狙えるのは我々しかいない。このメンバーで歴史を塗り替えていこう。そのためには個々の成長、現有戦力の底上げが必要」と話したことを明かした。「成長とはできなかったことができるようになること」と説明。その結集が3連覇になる。
キャンプの見どころとして「遊撃手ですね。今宮もいますし、昨年活躍した野村勇もいますし」と真っ先に遊撃争いを挙げた。今宮も「迎え撃つとかはない。もはや挑戦者。ポカンと遊撃(の定位置)が空いている」と、ゼロから奪い取るつもりで気合十分だ。
小久保監督は「外野もかなり熾烈(しれつ)。DHも誰が入るかまだ決まっていない。柳町も(最多安打の)タイトルホルダーだがレギュラーを確約されている選手ではない」と、キャンプからハイレベルな争いを期待する。先発の柱として活躍した有原の日本ハム移籍で空いた年間180イニングも、どう埋めるか。「今年もブルペンを含め投手をしっかりみていく」と、積極的に投手陣を視察する考えだ。
城島CBOが「3連覇は(優勝の)1000倍くらい難しくなると思う」と話すように、苦難の道となりそうだが、必ず歴史を塗り替えてみせる。【石橋隆雄】