宇野昌磨さん(28)がプロデュースするフィギュアスケートのアイスショー「Ice Brave2」の千秋楽新横浜公演が30日…

宇野昌磨さん(28)がプロデュースするフィギュアスケートのアイスショー「Ice Brave2」の千秋楽新横浜公演が30日、KOSE新横浜スケートセンターで開幕した。

宇野さんは初回公演で本田真凜さん(24)とのアイスダンス「Four Seasons(四季)」を初披露。難度を上げたリフトを織り交ぜながら、変化する曲調に合わせて2人の世界観を表現した。振り付けは元米国代表のジャンリュック・ベイカーさん(32)が担当。来日したベイカーさんの通訳兼アシスタントを22年北京五輪団体銀メダルメンバーの小松原美里さん(33)が務めたという。

本田さんを持ち上げる見せ場で序盤が構成され、宇野さんは「本当に最初苦戦して、1度、氷上で2人とも頭から落ちてしまう経験もしたぐらいでした。すごく難しい挑戦。だからこそ皆さんに披露できるものになったことに、すごく感動しましたし、ショーという場でこれだけの緊張感を持ってやるのって、なかなかない経験だと思いました」と安堵(あんど)した。

なぜ、アイスダンスにモチベーション高く取り組むのか。

宇野さんは丁寧に言葉を紡いだ。

「僕は現役の時からですけど、初めからできることって、ほぼなくて。できないことを1つ1つ、だんだんできるようにして、それを組み合わせて世界一になれたり、そういったスケート人生でした。これからも何をしていくにあたっても、絶対にこうやってアイスダンスができたこと、Ice Braveのいろいろな演目の中で、いろいろな動きがあってできた部分は、今後何かする時にパッと出せるようになると思う。僕も真凜も、今後人生を歩んでいく中で、絶対にスケートはこれからも続けていくと思う。できることはどんどん増やしておいた方が、自分たちにとってプラスになる。こうやってショーを見せる時に、僕たちが一番ハードルを高く志すことが、すごく大事だと思っています。『シングルスケーター2人のコラボ』ではなく『アイスダンス』という認識をあえて持つこと。アイスダンスとして認められるような演目を目指すように、意識から変えていかないといけない。より『アイスダンスをお届けしたい』というのが、モチベーションだと思います」

こだわりを持ち、成長を続けているアイスダンス。31日の2公演、2月1日の最終公演でも、理想を追う演技は続く。【松本航】