根岸S・G3(2月1日、東京競馬場・ダート1400メートル)には大井競馬からサントノーレ、フェブランシェ、ネオトキオの…

 根岸S・G3(2月1日、東京競馬場・ダート1400メートル)には大井競馬からサントノーレ、フェブランシェ、ネオトキオの3頭が出走。その中で騎手としてはただ一人、大井所属としてネオトキオ(牡6歳、大井・小林=荒山勝徳厩舎、父キズナ)とのコンビで、JRAに初参戦するのが安藤洋一騎手(36)=大井・藤田輝信厩舎=だ。30日には大井2Rのエクセレンティ、5Rのジャスティンアローで2勝を挙げ、自ら勢いをつけた。

 24年にキャリアハイの67勝を挙げ、自厩舎のフェルディナンドで東京プリンセス賞を制し重賞初V。さらに昨年はリンゾウチャネルでスパーキングサマーCを制すなど荒山勝厩舎所属馬で16勝。「荒山先生に乗せてくださいとお願いして、小林トレセンにも行くようにして、乗せてもらったのがリンゾウチャネルでした」と安藤洋が振り返るように、22年の勝島王冠で12番人気ながら2着に導き、以降、徐々に乗り鞍が増え、躍進目覚ましいなかでのJRA初挑戦に「東京競馬場は訪れるのも初めてですけど、現役の騎手である以上、乗ってみたいという気持ちはありました。ただ、どこに行ってもやることは同じですから」と気負いは全くない。

 ネオトキオとは初コンビこそ4着だったが、以降の8戦はオール連対。昨年は4勝を挙げ充実一途だ。「1200メートルでも結果は出ているけど、1400メートルの方がより合っているし、直線が長いのもいいですね」と舞台に不安はない。

 父は笠松からJRAに移籍し、活躍した“アンミツ”こと安藤光彰元騎手。“アンカツ”こと安藤勝己元騎手は伯父にあたる。「以前は父に泣き言を話すこともあったけど、その時によく『頑張れ、やるしかない』と言われた言葉が今でも心に残っている。ここぞという時の気持ちの強さが大事だし、馬にも伝わると思う」と闘志満々。2Rフロステリオン、4Rアイアムイチバン、6Rペネトレイトゴーを含む4鞍で全力を尽くす。