記念…
記念すべき初開催の「Bリーグドラフト2026」において、栄えある1巡目に指名されたエリートたち。Bプレミアの開幕を前に活躍が期待される6名の選手を紹介する。
文=小沼克年
▼1巡目1位(サンロッカーズ渋谷)山﨑一渉(ノーザンコロラド大学)
「記念すべき“初代ドラ1”日本の未来を担う大型ウイング」
サイズと機動力を備えるウイングシューター。高校2年時には菅野ブルース(千葉J)、山内ジャヘル琉人(川崎)らとともにウインターカップを制覇。決勝戦では劇的な逆転シュートを決めて日本一をもたらした。卒業後はアメリカへ活躍の場を移し、昨年7月には日本代表デビュー。最も得意なプレーはアウトサイドシュートで、2メートルを超える長身から放たれる3ポイントは高確率でリングに突き刺さる。
▼1巡目2位(茨城ロボッツ)赤間賢人(東海大学)
「大学2年でプロ入り決断。内外から射抜くフィニッシャー」
どこからでも得点を量産する世代屈指の点取り屋。感情をあまり表に出すタイプではないが、コートに立てば黙々と得点を刻む負けず嫌いのスコアラーへと変貌する。高校2年生の頃から全国で注目を浴び、藤枝明誠ではインターハイとウインターカップでベスト4入り。名門・東海大学でも1年生から活躍し、昨年のインカレでは4試合で平均14.3得点をマークした。茨城へ正式加入となれば、即戦力としてローテーション入りが期待される。
▼1巡目3位(横浜ビー・コルセアーズ)新井楽人(日本大学)
「華麗に切り裂く不屈のアタッカー」
独特のテンポと力強さを兼ね備え、得意のドライブを軸にスコアを重ねる日本大学のエース。全国の舞台に立てなかった高校時代は、静岡県内で知る人ぞ知る存在。大学進学後は自身の強みである「努力を継続できるメンタル」で主力の座を勝ち取り、3年時には日本一を達成した。プロでは「求められる役割を徹底することが大事」と、チームへの貢献を最優先にする姿勢を示す。大学の寮では米須玲音(川崎)と相部屋だったことも。
▼1巡目4位(長崎ヴェルカ)岩下准平(筑波大学)
「バスケどころ福岡が生んだフロアリーダー」
中学では2年生の時に全中優勝を経験。鳴物入りで入学した福岡大学附属大濠高校でも1年時から頭角を現し、高校最後のウインターカップではエースガードとして日本一に輝いた。 得点力、リーダーシップ、勝負強さが光る攻撃型ポイントガードで、ピック&ロールからのオフェンスパターンも豊富。大学ラストイヤーは高校の同期とダブルキャプテンを務めてチームの先頭に立った。高校、大学で2度の大ケガを経験したが、完全復活を遂げてBプレミアでの飛躍を目指す。
▼1巡目5位(秋田ノーザンハピネッツ)岩屋頼(早稲田大学)
「かゆい所に手が届くフルスペックガード」
あらゆる状況に対応可能な万能性を持ち、 チームに1人は欲しい貴重な存在。早稲田大学を57年ぶりの1部リーグ優勝、さらにはインカレ準優勝に導いた立役者で、3x3U23日本代表でも活躍した。冷静なゲームコントロールで攻撃を操る司令塔ながら、戦況を読んでプレースタイルを変えられる柔軟性が大きな魅力。時にはスコアラーと化して得点を量産し、またある時には値千金のスティールでチームに勝利をもたらす。
▼1巡目6位(広島ドラゴンフライズ)松野遥弥(専修大学)
「B2で鮮烈デビュー。次世代の空を舞うスコアラー」
類稀な身体能力と高い1on1スキルを持つスコアリングガード。速攻から叩き込む豪快かつ華麗なダンクシュートは代名詞の1つ。大学3年時には3x3U21日本代表にも選ばれ、4年時は専修大の絶対的エースに君臨した。ドラフト前には鹿児島レブナイズと特別指定選手契約を締結。デビュー戦でいきなり先発を担うと、11得点をマークして勝利に貢献した。高校の先輩である富永啓生(北海道)との対決が実現するかも注目。