ソフトバンクは30日、王貞治球団会長(85)が監督時代に背負っていた「89」を“永久欠番”的扱いにすることを発表した。こ…

ソフトバンクは30日、王貞治球団会長(85)が監督時代に背負っていた「89」を“永久欠番”的扱いにすることを発表した。

この日、王球団会長を象徴としたホークスの歴史と精神を次世代へ継承する「福岡・王貞治レガシープロジェクト」を始動した。球団は背番号「89」について「王貞治氏をはじめとする人々が築いてきた“ホークスの野球”そのものを象徴する番号として、本プロジェクトにおいて特別に位置づけます。特定の選手、監督、コーチが背負う番号ではなく、理念と文化を次世代へつなぐ“象徴”として活用していきます」と説明した。08年に王球団会長が監督を退任し、09年以降は空き番号となっていたが、今後は球団の“象徴”として空ける。

ソフトバンクでは99年の福岡移転後初優勝、初の日本一に中継ぎとして貢献し、翌00年に肺がんのため31歳の若さで亡くなった藤井将雄投手の背番号「15」もその後は空き番号となっている。

また、小久保裕紀監督(54)が着けている「90」も南海時代から水島新司氏の人気漫画「あぶさん」の主人公景浦安武が着けていたため、“欠番”扱いとなっていた。14年に連載が終了すると16年からロベルト・スアレス投手(34=現ブレーブス)が4シーズン着用。21年にヘッドコーチとして球団に戻った小久保監督が着ける。22年1月に82歳で水島氏が亡くなった時には「大事にしたい番号です。先生の思いもしっかり忘れずに、自分の心の中に秘めておきながら、野球人生を歩んでいきたい」と話している。