<第98回選抜高校野球:選考委員会>◇30日伝統の縦じまが甲子園に帰還する。昨秋の東京大会を制した帝京がセンバツ切符をつ…
<第98回選抜高校野球:選考委員会>◇30日
伝統の縦じまが甲子園に帰還する。昨秋の東京大会を制した帝京がセンバツ切符をつかみ、11年夏以来となる15年ぶりの甲子園出場を決めた。
前監督の前田三夫氏の下でその名をとどろかせ、春夏通じて3度の全国制覇を成し遂げた。ただ、近年は激戦区・東京の壁に阻まれ、全国の舞台に立てなかった。20年夏は東東京大会で優勝したが、コロナ禍の独自大会で甲子園大会には続かなかった。最後に甲子園の地を踏んだのは大谷翔平投手(現ドジャース)を擁する花巻東(岩手)と対戦した11年夏。あれから長い歳月を経て、伝統の縦じまのユニホームがついに聖地に戻る。
もちろん、出るだけで終わるつもりはない。主将の池田大和内野手(2年)が掲げたのは「日本一」。明治神宮大会は惜しくも初戦の山梨学院戦で敗れたが、昨年末には千葉・御宿で合宿を張り砂浜を走って、走って、走り尽くした。鍛え上げた強靱(きょうじん)な足腰とメンタルは春の大舞台で実る。とんねるずの石橋貴明氏らOBたちが常々大事にしてきた伝統の「帝京魂」を胸に、“甲子園常連”の看板復活を期す。