第98回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の出場32校を決め…
第98回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の出場32校を決める選考委員会が30日、大阪市内で開かれ、21世紀枠はいずれも県立の長崎西と高知農が選ばれた。
21世紀枠で長崎県勢が選ばれたのは、初選出だった昨年の壱岐に続き2年連続。高知県勢は土佐(2013年)、中村(17年)以来3校目となった。
■マネジャー自作のアプリで分析
長崎西は75年ぶり2回目の出場。甲子園は全国選手権3度目の出場だった1981年以来となる。
県内屈指の進学校で、練習時間が平日90分、休日2~4時間と短い中、人工知能(AI)を用いたマネジャー自作のアプリで練習成果や相手校を分析するなど科学的な取り組みを行っている。「考える野球を進めた新たな1歩になるのではないかと期待できる」と候補9校で最も高い評価を受けた。
■明徳義塾と延長タイブレークの接戦
高知農は春夏通じて初出場。99年に52年ぶりに野球部が復活するも、部員不足で連合チームでの出場を余儀なくされたこともある。
現在の部員数は21人。2019年から小中学生対象の野球教室を開催するなど野球の普及、振興活動に努めている。
農業実習で全員そろうのが難しく、練習でも選手は複数のポジションをこなす必要があるが、指導者と部員が一体となって役割を補い合ってきた点が評価された。昨秋の高知県大会準々決勝では明徳義塾と延長タイブレークの接戦を演じた。
一般枠では、史上4校目の連覇をめざす横浜(神奈川)や、史上5校目の夏春連覇を狙う沖縄尚学、昨秋の明治神宮大会を制した九州国際大付(福岡)、昨夏の全国選手権大会で4強入りした山梨学院などが選ばれた。
一般枠の初出場は帝京長岡(新潟)の1校のみだった。最多出場は33回目の中京大中京(愛知)、熊本工が22回目、東北(宮城)が21回目で続いた。
連続選出は山梨学院の5年連続が最長。
高川学園(山口)は42年ぶり、崇徳(広島)は33年ぶり、帝京(東京)は16年ぶりの出場をつかんだ。
組み合わせ抽選会は3月6日にある。大会は同19日から13日間(休養日2日を含む)の日程で、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)を舞台に行われる。
出場32校は次の通り。
【北海道】北照
【東北】花巻東(岩手)、八戸学院光星(青森)、東北(宮城)
【関東・東京】山梨学院、花咲徳栄(埼玉)、専大松戸(千葉)、佐野日大(栃木)、帝京(東京)、横浜(神奈川)
【東海】中京大中京(愛知)、三重、大垣日大(岐阜)
【北信越】帝京長岡(新潟)、日本文理(新潟)
【近畿】神戸国際大付(兵庫)、智弁学園(奈良)、大阪桐蔭、滋賀学園、近江(滋賀)、東洋大姫路(兵庫)
【中国】崇徳(広島)、高川学園(山口)
【四国】英明(香川)、阿南光(徳島)
【九州】九州国際大付(福岡)、長崎日大、神村学園(鹿児島)、熊本工、沖縄尚学
【21世紀枠】長崎西、高知農