プロボクシング・ワタナベジムに所属するWBOアジアパシフィック・ライト級王者の宇津木秀(31)=ワタナベ=と東洋太平洋…

 プロボクシング・ワタナベジムに所属するWBOアジアパシフィック・ライト級王者の宇津木秀(31)=ワタナベ=と東洋太平洋スーパーフライ級王者の横山葵海(24)=ワタナベ=が、今月25日から米ロサンゼルスの「Knockouts Boxing Facility」で合宿を行っている。

 両者は元WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級統一王者アンディ・ルイス・ジュニア(米国)や元2階級制覇王者オスカー・バルデス(メキシコ)らを指導した名トレーナー、マニー・ロブレス氏に師事。宇津木は約2週間、横山は約1か月間、ハイレベルな環境に身を置き、ステップアップをはかる。

 現在ライト級でWBA6位・WBC8位・WBO5位と世界3団体で上位にランクされる宇津木は、所属ジムを通じ「今回の合宿では、技術をもう一段階引き上げることを目的にしています。特に実戦を想定した強度の高い練習で、自分の限界を押し上げたいと思っています」とコメントした。

 前戦は昨年9月、WBOアジアパシフィック同級タイトルマッチで2回TKO勝ちし、2度目の防衛に成功した。「次戦は春になりますが、最終的には世界を目指しているので、その道の途中にある一戦として覚悟を持って臨みます。日頃から支えてくださっている会長、関係者、応援してくださる皆さんに本当に感謝しています」と思いを語った。

 昨年3月、デビューわずか3戦目で東洋太平洋王座を獲得した横山は「今回の合宿のテーマは吸収と進化です。実戦練習をメインに、海外の最新トレーニング理論やトレーナーの柔軟な考え方を積極的に取り入れています。自分のスタイルに新しい考え方を加え、多くの引き出しを狙っています」とコメント。今後の目標について「格上の選手を破って世界チャンピオンになることです。格上のランカーに挑み、その座を奪い取る姿を見せたい。一戦ごとに世界との距離を縮めていく覚悟です」と決意を口にした。

 介護福祉士の資格を持ち、プロデビュー後も介護老人保健施設で働く24歳は「リングに上がるのは僕一人ですが、決して一人で戦っているわけではありません。渡辺会長、ジムの皆様、スポンサーの皆様、そして勤務している介護の現場で元気をくれるおじいちゃん・おばあちゃん、応援してくださる全ての方々の支えがあって、今の僕があります。自分のためにだけでなく誰かのために戦う、皆さんに勇気と明日への活力を届けられるボクサーになれるよう、日々精進します。これからも応援よろしくお願いします!」と支えてくれる人たちへの感謝を述べた。