2月6日に開幕するミラノ・コルティナ冬季五輪に出場するスキージャンプ女子のエース、丸山希選手(27)=北野建設=の壮行…
2月6日に開幕するミラノ・コルティナ冬季五輪に出場するスキージャンプ女子のエース、丸山希選手(27)=北野建設=の壮行会が28日夜、出身地の長野県野沢温泉村で開かれた。同級生ら約150人が参加。初の五輪の舞台でメダルに挑む丸山選手にエールを送った。
遠征中の丸山選手はビデオメッセージを寄せた。「スキージャンプを始めて18年目。その長い道のりの原点は野沢温泉」と話し、根気強く指導してくれたコーチや温かく見守ってくれた村民へ感謝の気持ちを口にした。
父、守さん(61)は「小さい頃の夢だった舞台まであともう少し。1メートルでも遠く、誰よりも美しいジャンプを飛んでくれることを信じている」とあいさつした。
丸山選手が高校卒業を間近に控えた2017年1月に母、信子さんが病気で亡くなった。守さんによると、娘の良き理解者で一番のサポーターが信子さんだった。「諦めず、1番を目指しなさい」と鼓舞していたという。
守さんは「(娘の)高校の卒業式に妻の遺影を持参しましたが、五輪にも一緒に行こうと思っています」。
村職員の東沢優輝さん(27)は丸山選手と同じ競技で切磋琢磨(せっさたくま)してきた小、中学校の同級生だ。いまは村でジュニアの指導をしている。「五輪への道はとてつもなく難しく、勇気のいること。彼女らしく、プレッシャーも含め五輪の雰囲気を楽しんでほしい」と話す。
村では競技に合わせたパブリックビューイングを予定している。(北沢祐生)