トミー・ジョン手術から再起を期す23年ドラフト1位右腕、阪神下村海翔投手(23)が“逆襲の春”へ1歩を踏み出した。29日…
トミー・ジョン手術から再起を期す23年ドラフト1位右腕、阪神下村海翔投手(23)が“逆襲の春”へ1歩を踏み出した。
29日、兵庫・尼崎市の2軍施設SGLの室内練習場でブルペン入り。今年初めて捕手を座らせ、1球1球の感触を確かめながら約20球、5割程度の力感で直球のみを投じた。
<下村海翔の阪神入団後>
★23年11月 阪神がドラフト1位で単独指名。「阪神を小さい頃から見てきたのでうれしかった。関西魂で頑張ります」。岡田監督も「とにかくカットボールがエグいと聞いてます」と即戦力の活躍を期待した。
★24年2月 大学時代の疲労回復を優先してキャンプは2軍発進。4月にトミー・ジョン手術(右肘内側側副靱帯=じんたい=再建術)を受けた。「入団してから何もできず、もどかしい」と悔しがった。
★24年10月 藤川新監督から甲子園で「同じ手術を俺もしてるから。焦らないでゆっくり調整して」などと激励された。「1軍に上がりたい気持ちになりました」と決意を新たにした。
★24年11月 同手術を経験者した才木、高橋から鳴尾浜で「大事なのは患部の肘ではなく肩。肩のコンディションが悪いと肘にも負担が出てくるので」とトレーニング方法などへの助言をもらった。12月上旬に手術後初のブルペン入り。
★25年8月 2軍のシート打撃でプロ入り後初めて打者相手の実戦形式で登板。24球を投げ最速153キロを計測。「手応えはあります!」。だが下旬の2度目のシート打撃で異変を訴え、再びノースロー生活に。
★26年1月 ブルペンで立ち投げを再開。阪神・淡路大震災から31年の17日には「自分が活躍して、勇気とかを持ってくれる人がいるのであれば、そういった人たちに届けられるように頑張りたい」と誓った。