現役ドラフトで阪神に加入した浜田太貴外野手(25)が29日、チームの“宜野座1号”をマークした。この日から始まった先乗…
現役ドラフトで阪神に加入した浜田太貴外野手(25)が29日、チームの“宜野座1号”をマークした。この日から始まった先乗り合同自主トレに参加。フリー打撃では5球目に最初の柵越えを放ち、7球目には左翼芝生席へ推定120メートル弾をかっ飛ばすシーンもあった。右の大砲候補は計37スイングで6発。自慢の長打力でアピールを続けていく。
滞空時間の長い放物線が、沖縄の空に架けられた。キャンプ地・宜野座での“チーム1号”は、新加入・浜田のバットから。「何ともない一日でした(笑)」と意に介さなかったが、確かな長打力を見せつけた事実は色あせない。
2組目でフリー打撃に臨むと、打撃投手の5球目を捉えて1本目の柵越えをマーク。そしてハイライトは7球目だった。高弾道で伸びた打球は失速することなく、左翼芝生エリアにある「歓迎 阪神タイガース」の看板を直撃。あいさつ代わりの推定120メートル弾で、真骨頂を発揮した。
かなりの飛距離にも、浜田自身は「あんまり今日は(全力で)振ってないというか、力まないで打てたかなっていう感じです」と冷静に分析。ならばスイングの出力が上がった時の飛距離は-。ロマンあふれる打球を想像するだけで、周囲の期待は膨らんでいく。
さらに衝撃だったのは、120メートル弾を放ったバットが練習用のマスコットバットだった点。重さ900グラムで、試合時は870~80グラムを使用するという。「(ボールの)はじきだったりが変わるため、試合用を練習では使いたくないので」と、スラッガーとしてのこだわりも明かした。
この日は計37スイングで柵越えは6本。「たぶん、風です」と謙遜するも「長打を打ちたいですね」と実戦の機会でパワーを発揮することに意気込んだ。「オープン戦が始まったり試合が始まってからに(照準を)合わせていきたいなと。あんまり(仕上がりが)早過ぎてもアレだし、ゆっくりいきたいなと思います」と自身の調整ペースを崩すことなく、今後のプランを描いた。
沖縄入りした28日はチームメートにあいさつ。「友達作りからやっていきます」と、徐々に新たな仲間との親交を深める考えだ。目指すは外野の定位置奪取。豪快な打棒で、“虎の浜ちゃん”がファンを魅了していく。