侍ジャパン菅野智之投手(36)、菊池雄星投手(34)が2月中旬からの宮崎強化合宿参加へ向けたプランが29日、浮上した。臨…
侍ジャパン菅野智之投手(36)、菊池雄星投手(34)が2月中旬からの宮崎強化合宿参加へ向けたプランが29日、浮上した。臨時コーチとしてダルビッシュ有投手(39)の宮崎キャンプ参加がすでに決定。MLB組のベテラン2投手が参加となれば、若手の多いNPB組にとって大きなプラス効果となる。MLBルールを肌で知るベテランの力を借りて、WBC連覇へ宮崎から入念な準備を進める。
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超豪華キャンプで綿密な準備を進める。MLB組から菅野と菊池が、宮崎での侍ジャパン強化合宿から参加するプランが浮上した。メジャーリーガーに関しては2月末の名古屋からの合流が認められている中、より早い合流を模索している。
菅野はオリオールズをFAとなり、MLBでの移籍を模索している最中。契約交渉の状況によっては断念する可能性もあるが、所属球団がない現状では侍ジャパンの一員として宮崎入りへ向けた準備を進めている模様だ。菊池に関しても当初からプランにあった通り、宮崎からの合流へ向けて調整しているとみられる。
ともに侍ジャパン、そしてWBCへの強い思いがにじむ。菅野はFAの状況下でも、井端監督からオファーを受け、17年WBC以来9年ぶりの侍ジャパン入りを決断。WBC出場を契約の条件に入れ、交渉を進めている。井端監督も選出発表時、「本人ともよく話し合いはして、こういう状況でも、というところ。こちらとしても来てほしかった。本人も出たいという気持ちが一致しました」と思いが重なった。
菊池にとっても初の侍ジャパン選出は特別だった。昨年12月の自主トレ公開では「今までご縁がなかったですから、何とか野球人生の中で1度はという思いは常に持ってました。チャンスがあればぜひ、前のめりで考えたいなと思います」と貢献への意欲を示していた。MLBで7年間プレーしてきた左腕の経験値を侍ジャパンに還元するつもりだ。
2人の存在は若手の多いNPB組にとっても追い風となる。投手陣では菅野が最年長で菊池が2番目の年長者。MLBでの経験もあり、今大会で採用されるピッチクロック、ピッチコムといったMLB仕様のルール適応に向けたアシストも期待できる。23年の前回大会で宮崎強化合宿に唯一参加したダルビッシュも、臨時コーチとして宮崎入り予定。経験と引き出しが豊富なベテランの存在により、チーム内での相乗効果も期待できる。世界一連覇へ、道のりは宮崎から始まる。
◆23年侍ジャパン宮崎強化合宿でのダルビッシュ 合流初日、先んじて宮崎入りしていた巨人の選手たちと会食し交流。キャンプイン後も“ダル先生”として佐々木、宮城らとキャッチボールしながら変化球を指導。また、人見知りの宇田川を積極的にイジって投手陣の輪に迎え入れた。投手会などにすすんで参加してNPB組と交流。技術面だけでなくメンタル面やサプリ、トレーニングなど、米国で学んだ知識で惜しみないアドバイスを送った。