ホークスからメジャーへ! 台湾・味全ドラゴンズから海外移籍制度(ポスティングシステム)を利用してソフトバンク入りした徐若…
ホークスからメジャーへ! 台湾・味全ドラゴンズから海外移籍制度(ポスティングシステム)を利用してソフトバンク入りした徐若熙(シュー・ルオシー)投手(25)が29日、福岡市内のホテルで入団会見を行った。最速158キロの直球を武器に毎年の2桁勝利をノルマに掲げ、3年後にメジャーに挑戦したいという大きな夢を明かした。3月のWBCに出場予定の“新台湾エクスプレス”が、台湾とソフトバンクのダブルVへ全力を尽くす。
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「台湾のエース」と呼ばれる男が、いきなり大きな夢を打ち明けた。福岡での入団会見で背番号「18」のユニホームに袖を通すと、新天地での気持ちもさらに高まった。徐若熙はキッパリとした口調で言った。
「(ホークス入団は)すごく楽しみ。ソフトバンクホークスというビッグファミリーで頑張りたい。3年後にはメジャーに挑戦する姿を見せたい」
最速158キロの速球に加え、緩急をつけたチェンジアップに自信を持つ。3月のWBC台湾代表にも選出されている右腕は、日本でのさらなるステップアップに自信を見せた。「日本で挑戦したいのは1年目から10勝を挙げること。自分の能力なら10勝以上も挙げられるかなと思う」と自信をを見せた。
前日28日に福岡入り。この日の入団会見前には本拠地みずほペイペイドームで約2時間、筋トレなど練習に汗を流した。さらにブルペンにも入って軽く投球練習も行うなど精力的に動いた。「今年はWBCもありますし、いつもより早めに状態とコンディションを上げている。いつでも試合で自分のパフォーマンスを見せられるように、もう準備は整えました」と涼しい顔で言った。
「助っ人右腕」としての自覚とともに、さらにステージを上げるため、掲げた目標にもブレはない。「(メジャー挑戦には)ステップを踏んでレベルを上げるしかない。3年間で圧倒的な成績は目標としたい」。憧れの投手にドジャース山本由伸を挙げた。昨オフの徐若熙の争奪戦では日本ハムなどNPB球団に加え、ドジャースも積極的だった。夢に近づくために日本での活躍が絶対条件になる。
有原が日本ハムに移籍し、先発ローテ争いは激しい。2日後に始まる宮崎春季キャンプはA組入りも決定。スタートからしっかりアピールも誓っている。「やるべきことをやって自分の投球をしたい。頭も使って自分でレベルアップしていかないといけない」。ホークスからメジャーへ。大いなるサクセスロードを描いている。【佐竹英治】
▼ソフトバンク城島CBO 台湾を代表する若くて才能ある投手です。特徴はストレートで、160キロに迫るスピンの利いた直球を投げます。我々は先発として期待しています。彼自身は今がピークと思っていない。3年契約ですが、我々の最先端の指導法で世界を代表する投手になると期待しています。
◆徐若熙(シュー・ルオシー)2000年11月1日、台湾・桃園市生まれ。平鎮高から19年ドラフト1位で台湾・味全ドラゴンズに入団。20年は右肘痛で未登板も、21年の初登板で球数制限がある中、3回2/3を投げアウトをすべて三振で奪う快投。22年にトミー・ジョン手術を受け、23年に実戦復帰。通算成績は64試合登板、16勝18敗、防御率2・42、349奪三振、奪三振率10・30。180センチ、76キロ。右投げ右打ち。ソフトバンクとは3年契約で総額15億円。