ミラノ・コルティナ五輪に初出場するフリースタイルスキー・モーグル男子の島川拓也(27=日本仮設)が29日、母校の札幌国際…

ミラノ・コルティナ五輪に初出場するフリースタイルスキー・モーグル男子の島川拓也(27=日本仮設)が29日、母校の札幌国際大で行われた壮行会に出席した。

今大会からデュアルモーグルが追加される。24年3月のW杯で自己最高2位に入った経験がある得意種目。「メダルの確率、可能性が高まる。五輪に出るからには表彰台というところを目指して戦っている」と意気込んだ。

「部活動、学業、アルバイト、スポーツ、趣味何でもいいので、ぜひこれでもかってぐらい続けるものを何か見つけていただけたら」。在学中の後輩たちに送ったメッセージは自身の経験で感じたことだった。21年3月の大学卒業と同時に現役引退を考えていた。だが当時はコロナ禍。制限がある中での練習、試合に「モーグルに対して心残りがあった」。現所属先に入社後、競技続行を志願して、今回の初代表につなげた。「続けることの重要性にものすごく気づいた」と振り返る。

自身の似顔絵入り日の丸の寄せ書きには「SIU(札幌国際大の英語略)のヒーロー」の文字があった。「そうなれるように、自信を持って」と力をみなぎらせていた。【保坂果那】

◆島川拓也(しまかわ・たくや)1998年(平10)12月18日、札幌市生まれ。10歳からモーグルを始める。北海道科学大高から札幌国際大。21年に日本仮設入り。W杯は19年2月田沢湖大会でデビューし、通算49戦出場。最高は24年3月キエーザインバルマレンコ大会(イタリア)デュアルモーグル2位。