楽天の新人合同自主トレが29日、最終日を迎えた。8日から始まり、球団初となる海外でのトレーニング期間も経て、3週間の自主…

楽天の新人合同自主トレが29日、最終日を迎えた。8日から始まり、球団初となる海外でのトレーニング期間も経て、3週間の自主トレを完走したドラフト3位の繁永晟内野手(22=中大)は、憧れの右の大砲との対面を心待ちにしながら、1軍スタートとなるキャンプへの意気込みを示した。

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初日の毎年恒例シャトルランから始まり、球団初となる約2週間の海外トレーニングを経て、元気印は最終日も室内練習場で快音を響かせた。「まずはけがをしないことが目標だったので、そこは達成できた。キャンプに入ったら思った以上に気合が入って出力も上がってくると思うので、けがせずに乗りこえたい」。繁永はキャンプインに照準を合わせた。

中大時代は3年春に首位打者となり、二塁手としてベストナインにも2度輝いた。3学年上には阪神森下が在籍し、背中を追ってきた。「本当にすごいなと思って、そこを目標にやってきた結果がつながっているんだと思います」。学生時代に研さんした糧をプロの世界での活躍にもつなげていく。

実力のみならず、持ち前の明るさでも存在感を表している。ドラフト1位藤原は同期の中でのムードメーカーに繁永をあげ「とにかく面白いです」と言う。ドラ1の心をわしづかみにしている繁永は「ムードメーカーかは分からないですけど、一番盛り上げてます」と照れ笑い。1軍スタートのキャンプで先輩方にもアピールしたいところだが「1年目なのでちょっと出過ぎたら駄目だと思うので、ちょうど良い加減で…」と謙虚な姿勢で臨むつもりだ。

大阪桐蔭の先輩でもある浅村との対面も心待ちにする。「まず一番はバッティングのこと。あとは新人の頃からスタメンで出ていたと思うので、1年目にどう過ごしたらいいのかを聞きたいです」。憧れの存在から極意を学び、開幕1軍を目指す。【高橋香奈】

◆繁永晟(しげなが・あきら)2003年(平15)4月25日生まれ、福岡県出身。飯塚ボーイズ-大阪桐蔭でプレー。大阪桐蔭3年時には春夏連続で甲子園に出場。中大では1年春から主力として活躍。3年春にリーグ首位打者、春秋連続でベストナインを受賞。4年時には主将も務めた。24、25年には大学日本代表に選出された。174センチ、88キロ。右投げ右打ち。