今季からJFLに降格したアスルクラロ沼津は29日、静岡・沼津市内で新加入選手発表会見を行った。元J1清水のMF滝裕太が…
今季からJFLに降格したアスルクラロ沼津は29日、静岡・沼津市内で新加入選手発表会見を行った。元J1清水のMF滝裕太が、J3松本から完全移籍で加入し登壇。JLFもJリーグの秋春制移行にともない、昇降格がないJFLカップを経て、2026、27リーグに臨む。“古巣”を「最短でJリーグに戻す」と力強く宣言し、清水時代の恩師である篠田善之新監督を「胴上げしたい」と語った。
地元・静岡三島市出身で、小学生時代にクラブ下部組織「FCアスルクラロ沼津」で育った滝は、再び沼津のユニフォームに袖を通した。滝は「自分がいた頃とはクラブエンブレムも違い新鮮な気持ちですが、アスルのエンブレムを再び背負うことができてうれしいです」と笑顔を見せた。
会見で滝は「覚悟をもってやってきたので、その覚悟をピッチの上でも示していきたい」と力強く述べた。主戦場であるサイドからのチャンスメイクに定評のある滝は、清水ジュニアユース、ユースを経て2018年にトップチームに昇格。富山を経て2021年に清水に復帰し、その後2023年から松本に期限付き移籍、2024年に完全移籍していた。移籍にあたってはJリーグのクラブからもオファーがあったが、引退もよぎるほど悩んだという。最終的に妻に相談したところ、「私も頑張るから、行ってきな」と後押しされ、移籍を決断した。
今季就任した篠田監督は、滝が清水のトップチームに昇格した際、コーチであり、翌年は監督を務めていたことから、加入の大きな決め手となった。守備の位置取りに関して学んだ恩師の下で「ここからはい上がりたい」と闘志を見せる滝が、チームに活気をもたらす存在となる。
また会見には新加入選手8選手中6選手が参加。元清水のGK大久保択生ら2選手が体調不良などにより欠席した。