◆テニス ▽全豪オープンテニス第12日(29日、メルボルン・ナショナルテニスセンター) 【メルボルン(オーストラリア)2…

◆テニス ▽全豪オープンテニス第12日(29日、メルボルン・ナショナルテニスセンター)

 【メルボルン(オーストラリア)29日=吉松忠弘】2023年全豪女子ダブルス準優勝の柴原瑛菜(橋本総業)が、同年以来の決勝進出を逃した。4大大会ダブルス3度の優勝を誇る41歳のベラ・ズボナレワ(ロシア出身)とのペアで、第4シードのエリーズ・メルテンス(ベルギー)、張帥(中国)組に3-6、2-6のストレート負けを喫した。

 温厚な柴原が、珍しく声を荒げた。「びっくりしたスケジュール。ダブルス選手だからいいと(思っている)」。2時間50分のフルセットの熱戦で、準々決勝が終了したのが29日の午前1時過ぎ。柴原は、試合後、報道陣の対応などで、寝たのは午前3時半だという。

 午前10時半に起きて、準備や練習をしたが、「あんなに遅く終わったのは人生で初めて」。41歳のペアは「眠れなかったらしい」。それどころか、同じ日の夕方に準決勝が組まれた。「本当にアンフェア。シングルス選手なら、絶対にこういうスケジュールはない」。

 負けたいいわけにはしたくない。しかし、「絶対に疲れはある。パートナーの方が、もっと負担がある。反応が遅れちゃって、集中力がだめだった」。柴原にとっては3年ぶりの4強入り。22年全仏の混合で優勝はあるものの、女子ダブルスの最高は準優勝。「ここまでいい試合で、いいファイトをしてきた。なのに最後の最後でやられちゃって、本当に残念」と、主催者の配慮がないことを嘆いた。