ミラノ・コルティナ五輪に出場するカーリング女子日本代表フォルティウスのスキップ・吉村紗也香(33)が29日、母校の札幌…

 ミラノ・コルティナ五輪に出場するカーリング女子日本代表フォルティウスのスキップ・吉村紗也香(33)が29日、母校の札幌国際大で開催された壮行会に出席。フリースタイルスキー・モーグル代表の島川拓也(27)=日本仮設=とともに初の大舞台へ意気込みを語った。

 350人収容の講義室が学生、職員で埋め尽くされる中、吉村が五輪代表として母校に凱旋(がいせん)した。30日の誕生日を祝うサプライズもあり、「びっくりしていますし、本当にうれしい気持ちでいっぱい。感謝の気持ちも込めながらオリンピックの舞台を楽しみたい」と意気込みを語った。

 初めて五輪に挑戦したのは2010年バングーバー大会。常呂高時代の09年に日本代表決定戦に出場した。その後、札幌国際大に在学していた14年ソチ五輪、北海道銀行フォルティウスの一員として臨んだ18年平昌、22年北京でも夢は叶わず。苦汁をなめ続けてきたが、結婚、出産など16年の時を経てついに五輪切符をつかんだ。スポンサー契約打ち切りなど多くの苦難を乗り越え、「(大学時代の自分にメッセージを送るなら)『まだ諦めるな』と言いたい。目指し続けていた場所にようやくたどり着くことができで、楽しみな気持ちと緊張感が少しずつ出てきている。積み上げてきたものを全部出し切りたい」と力強く語った。

 31日に出国し、スイスでの直前合宿を経てイタリア入りする予定。後輩らからの激励を受けた司令塔は、2月12日の初戦・スウェーデン戦に向けてさらに状態を上げていく。