メキシコからの逆輸入ボクサーで日本スーパーフェザー級6位の木谷陸(25=KG大和)が、優勝賞金1000万円となるプロボク…

メキシコからの逆輸入ボクサーで日本スーパーフェザー級6位の木谷陸(25=KG大和)が、優勝賞金1000万円となるプロボクシングのフェニックスバトル・スーパーフェザー級トーナメントに初出陣する。

30日、東京・後楽園ホールで同級4位の大谷新星(24=真正)とのトーナメント1回戦を控えた29日、東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に出席。58・9キロでパスした大谷に対し、58・8キロでクリアした。

木谷は「人生が変わるではないが、ボクシング人生のキャリアアップになるトーナメント。優勝した後の地位は、普通にやっていたら3~4年かかるところを1年でやれる。すごく大きなチャンス。まずは明日ですね」と静かに燃えた。

大阪・ハラダジムでボクシングをはじめ、アマ戦績29勝11敗。高校卒業後の18歳からメキシコで修行し、そのままプロデビューした。約5年間で8勝(3KO)3敗の戦績を残しながらもマッチメークの問題などが重なり、日本復帰を決意。昨年3月、KG大和ジムに入門した。同9月に日本デビューし、日本同級4位だった龍王(角海老宝石)を5回TKO撃破し、一気に日本ランカーとなった。 木谷は「1戦で、ここまでこられると予想していなかった。運もあったと思う。(所属ジム)片渕会長や(トーナメント開催した大橋ジムの)大橋会長に感謝しています。今回もトーナメントに出させていただき、すごくチャンスだと思う」と意気込んだ。

メキシコ修行時代には世界2階級制覇王者で現WBC世界フェザー級王者のレイ・バルガス(メキシコ)をはじめ、昨年12月に4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(大橋)に挑戦したアラン・ピカソ(メキシコ)ともスパーリングした経験があるという。昨年12月には井上とのスパーリングも経験した。

木谷は「前回の試合で周りからメキシコ仕込みのパワーやフィジカルがすごいねと言われた。自分はパワーのイメージがなくて。まだメキシコ仕込みのテクニックがみせられていないので、今回はみせたい。大谷選手はパワー系。パワー対パワーも面白いが、自分はメキシコ仕込みのテクニックをみせたい。最終的には倒したい。まだみせていないものがあると思ってください」と自信を示した。