今季からJFLに降格したアスルクラロ沼津は29日、静岡県沼津市・愛鷹広域公園で始動した。元日本代表のFW斎藤学(35)…

 今季からJFLに降格したアスルクラロ沼津は29日、静岡県沼津市・愛鷹広域公園で始動した。元日本代表のFW斎藤学(35)は沼津での3季目を迎える。今季は昇降格がないJFLカップを経て、8月下旬から翌年5月中旬にかけて行われる2026―27シーズンでのJリーグ復帰へ貢献することを誓った。

 ウォーミングアップ、ランメニューで汗を流した斎藤。昨季、チームはJ3リーグを6勝22敗10分けの最下位で終えた。JFL2位・滋賀との2試合による入れ替え戦で敗れ、2017年のJリーグ参入以来、初の降格。その中で、12年ロンドン五輪や14年ブラジルW杯に出場し、韓国や豪州でもプレーと経験豊富なFWは男気残留を決めた。

 昨季は26試合に出場も、先発は少なく出場時間は計545分にとどまった。得点もわずか1と満足いくシーズンとはいえなかった。「沼津が落ちたというところに責任を感じていた部分があった。正直やめる決断もあったのですが、そうではなくて、ちゃんとこのチームがもう一回Jリーグに戻るのもそうですし、僕もまだサッカーできるというのをしっかり自分自身に対して示せるようにという気持ちで残りました」と明かした。

 覚悟は背番号にも表れた。昨季は19番を背負っていたが、今季は7番に変更。横浜M、川崎、名古屋、仙台でも着用してきた好きな番号で「覚悟の数字にしたかった」と、一桁番号を背負ってシーズンに臨む。ベテランが、その背中でチームを引っ張っていく。