スピードスケート女子で18年平昌五輪(オリンピック)2冠の高木菜那さん(33)が、ラジオNIKKEI第1で2月4日に放送…
スピードスケート女子で18年平昌五輪(オリンピック)2冠の高木菜那さん(33)が、ラジオNIKKEI第1で2月4日に放送予定の、山田養蜂場ノンアルツBee提供番組「判断力の源~一流になるための脳(ブレイン)ケア~」(水曜午後4時30分)に出演する。
このほど都内で収録に参加し、2月6日に開幕するミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)への思いを語った。
一流のアスリートや文化人らをゲストに迎え、自身の判断力の源や、日ごろの「ブレインケア」「判断力の維持」などについて深掘りする番組。現役時代の脳の使い方を問われ「どうやったら速くなれるか考えて向き合って、客観視しながら対話する時間が多かった」と振り返った。
18年平昌五輪で2つの金メダルを獲得し、22年北京五輪では団体追い抜きで銀メダル。同年に現役を退いた。
引退後に初めて迎える冬季五輪は、現地で解説を担当する。「スポーツのおもしろさを、ライブ放送の時間内でどれだけ見ている人に伝えられるかが大事。いろいろなものを頭に入れて、スポーツをしていない人にも届く言葉で伝えたい」と意気込んだ。
現役時代とは「緊張感が違う」と笑顔を見せる。「現役の時は、自分が結果を出しに行く立場なので自分次第だった」。一方、今回は解説者でもありつつ、美帆(31=TOKIOインカラミ)の姉としての思いもある。「1人の家族、ファンとして行く初めての五輪なので、違う緊張感がある。結果を残してほしいけど、滑り終わるまで分からない。見ている方は不安」と告白した。
妹は平昌で3つのメダルを獲得。前回の北京では1000メートル金メダルなど、4つを加えた。今回は2大会連続銀の1500メートルでの頂点を目標の掲げる。「北京からの4年間でいろいろな挑戦をしている中で、北京の前と今を比べると、今の方が完成度が低いと思う」と評価。
それでも「ずっと自分で考えながら、もがいて道筋が見えて、輝くところが見えるところまで来ている」と調子が上向きつつあると分析。「体も心もレースに合わせていけるかがカギ」と予想した。
引退後はスポーツキャスターとしても活躍。スピードスケートだけでなく、他競技へ足を運ぶ機会も増えた。注目選手には「取材させていただいて親近感がある」と、ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅とスノーボード男子ハーフパイプの平野流佳を挙げた。
「高梨選手は小さい頃からいろいろなものを背負って戦ってきたと思う。美帆と一緒で、日本を背負って活躍してきている」と寄り添った。「結果を残せる人もいれば、いない人もいるのが五輪。どの選手も100%を発揮して、最高の演技や滑りをしてくれたらうれしい」と期待した。
解説では、女子の1000メートル以上、男子の1500メートル以上を担当する予定。「みなさんの心に残る五輪になるように、いろいろなものを届けていきたい」と宣言した。【飯岡大暉】